都会の中心で桜と列車を眺められる幸せ
JR中央本線・市ケ谷駅付近
都会の電車もこの時ばかりは季節の花と共演 |
桜が咲く土手の下にある池のようなものは、かつて江戸城を取り囲んでいた外堀の一部。今から約370年前の1636(寛永13)年、三代将軍・徳川家光の時代に造られたというのですから大変なもの。東京は何といっても幕府が置かれたところですから、今でも歴史を感じさせる場所はたくさん残っているのです。
電車の中から眺めたあとは、市ケ谷駅で下車。改札口を出て道路を渡った先にある外濠公園は、線路と外堀を見下ろしながら桜並木の下を歩くことができる、有名お花見スポット。遊歩道の傍らではたくさんの花見客がブルーシートを広げています。
東京の車窓だって見方を変えれば十分味わいがある |
それにしても、中央線の快速として使用されているオレンジ色の電車。まもなくすべてが新型車両に置き換わりますので、この桜とオレンジの組み合わせも見られなくなってしまうのですね。
◎JR中央本線・市ケ谷駅(地下鉄3路線にも接続)
東京都千代田区五番町(Yahoo!地図情報)
[関連サイト]
■千代田day’s(財団法人まちみらい千代田)
千代田区内の桜情報が豊富です。お花見マップも。