当然ですが、駅名と地名とは大きな関係があります。最近は話題性を持たせるために、地名とは無関係にあえて個性的な駅名を付けるケースも多くなってきましたが、そうではなく、ちゃんとその地域に根ざした地名から付いた駅名を中心にピックアップしました。

車窓風景と同じくらい鉄道旅行を楽しくしてくれる、そんな駅名たちをお楽しみください。

いいえ、なんでもありません……
南蛇井駅(なんじゃい・上信電鉄上信線)

南蛇井駅駅名標
他の駅名が霞んで見えるド迫力駅名
なんじゃい!と最後に「!」を付けたくなる駅名です。全国に珍駅名や難読駅名はたくさんありますが、インパクトでは1、2を争う駅名と言えるでしょう。群馬県富岡市の西端に位置し、駅のすぐ近くには、蒟蒻ゼリーで有名な「マンナンライフ」の本社があります。

もちろん南蛇井はこのあたりの地名ですが、その由来については、字の如く、蛇にまつわる伝説に基づくもの(付近の町には蛇宮神社というのがあり、その伝説と関連があるらしい)や、アイヌ語が語源というものまで諸説あるようです。

ホームの向こう側にある塀には、かつて上信電鉄で活躍し、日本で最も古い電気機関車として動態保存されている「上州のシーラカンス」こと「デキ」形機関車の「壁画」が描かれています。富岡商工会議所青年部により1996(平成8)年11月に製作されたものだそうです。

南蛇井駅駅舎
駅名とは裏腹にシンプルで清潔な駅舎
駅舎は古いようですが、良く手入れが行き届いているのでそれほど古さは感じず、とても清潔な印象です。利用客もそこそこあるようで、駐輪場には自転車がたくさん置かれていました。その名前のインパクトとは裏腹に、とても穏やかな時が流れる駅です。

■所在地:群馬県富岡市南蛇井
■地 図:Yahoo!地図情報



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読めますか?(ヒント:立派な修行です)

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