ふるさと銀河線とは?

ふるさと銀河線のサボ
レールは池田と北見を結んでいる
北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線。名前を聞いただけでは、どこを走っている路線なのかピンとこない方が多いかも知れません。ふるさと銀河線は、北海道の池田~北見間140kmを結ぶ非電化・単線のローカル線で、第三セクター鉄道としては全国最長です。

当初は、札幌方面から網走へのメインルートとして建設された網走本線の一部でしたが、その後現在の石北本線が開通して本線をそちらに譲り、池田~北見間は「池北線」となりました。国鉄末期には、いわゆる「赤字ローカル線」として廃止路線に指定されましたが、地元の人々の熱意によって平成元年に「第三セクター方式」で存続されたのです。

以来、北海道で唯一の第三セクター鉄道として人々を運び続けてきたのですが、とうとう力尽き、残念なことに2006年4月には現経営形態での廃止が決まっています。140kmとは、東海道本線なら東京から静岡県の沼津よりもっと先の吉原駅付近までの距離。この間の鉄道がなくなってしまうというのですから、その影響の大きさがうかがえるというものです。

ふるさと銀河線の旅へ

池田駅駅名標
駅名標はJR北海道と共用
札幌からJRの特急で約2時間30分。道東の入口に位置する池田駅が、ふるさと銀河線の起点です。古びた跨線橋を渡った3番線に、ふるさと銀河線のディーゼルカーが停まっていました。この時は3番線でしたが、ずいぶん遠いところにある4番線に発着する列車もあります。

ちなみに、ふるさと銀河線には、松本零士さん作のアニメ「銀河鉄道999」の登場人物のイラストが描かれたラッピング車両が2両運行されています。松本零士さんは大の鉄道ファンとしても知られる方。「夢は終着駅へ必ず着く」という熱いメッセージとともに毎日運行されています(どの列車に使用されるかは、毎日異なります)。

次のページではふるさと銀河線の車窓をご案内します。

次のページへ>>