鉄道/SL

大井川鐵道・五感で味わう本物の汽車旅(4ページ目)

南アルプスに発し駿河湾に注ぐ大井川。この川に寄り添って走る大井川鐵道では、昔懐かしいSL列車が今も現役。そんなローカル線の「汽車旅」と、茶どころ川根名物「抹茶たいやき」の2つを味わう旅に出かけました。

執筆者:高橋 良算

駅前で手軽に本場の銘茶を飲む方法とは?

家山駅前の朝日園
家山駅前のお茶やさん「朝日園」
さて、お腹がいっぱいになったところで再び家山駅へ。のどが渇いていたのでお茶を買おうと自販機へ行きかけると、「お茶やのオリジナルペットボトル¥150」という貼り紙が目にとまりました。ここは日本三大銘茶の一つに数えられる「川根茶」の産地です。これは見逃すわけにはいきません。

その貼り紙があったのは、家山駅のすぐ目の前にある「朝日園」さん。ペットボトルのお茶を・・・と言うと、冷蔵庫から取り出して来てくれたのは、市販のペットボトル入りミネラルウォーターとパウダー状のお茶が入ったスティック2本。このパウダー茶を、ミネラルウォーターに溶かして飲むというわけなのでした。

しかしインスタントと侮るなかれ。いわゆる「ペットボトルのお茶」との違いは歴然、ああお茶ってこんなに豊かな味だったんだ、と感動することうけ合いです。しかも「こっちは正真正銘の川根茶1番茶ですよ」と、いれたての煎茶までごちそうしていただきました。産地では、5月上旬に摘む新茶を1番茶、6月に摘む新茶を2番茶と言うのだそうです。
◇ ◇ ◇
家山駅ホームにて
時間がゆったりと流れる
さて、次の列車までまだだいぶ時間があるようです。のどかな家山駅ホームのベンチで、お茶やさんのお茶を飲みながらゆっくりと待つとしましょう。

大井川鐵道を旅するならこの切符
大井川鐵道では数種類のフリー切符が発売されていますが、今回私が購入したのは「大井川本線フリーきっぷ」(大人3440円、小人1720円・2日間有効)。金谷~千頭間往復がちょうど3,620円ですのでそれほどお得感はないものの、いちいち切符を購入したり精算したりする手間が省けるので、千頭までを往復して途中下車を1回でもするなら、この切符がおすすめです。



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プラザロコ
新金谷駅前。

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作者が長年に渡って追いかけた大井川鐵道のSLに感動
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大井川鐵道の客車
大井川鐵道で活躍する旧型客車のデータが見られます
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たいやきや(家山駅から徒歩5分)
島田市川根町家山668-3
TEL:0547-53-2275
※行き方ガイド
たいやきやへの行き方
駅前通りをまっすぐ進み、「島田信用金庫」を右に曲がり道なりに。
狭い路地にあるのでうっかりすると行き過ぎてしまうので要注意。

朝日園(家山駅前)
静岡県榛原郡川根町家山4154-2
TEL:0547-53-2058
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