一人暮らしのご老人の大切な蓄えをねらった悪質な商法が横行しています!

高齢者をねらった悪徳商法に要注意!

わが国では、核家族化が進んだ結果、一人暮らしのご老人が増えました。高齢者は、一般人に比較して、精神的肉体的に衰えていることは否めません。最近は、こうした高齢者特有の弱点に付け込んで、一人暮らしのご老人をねらった深刻な消費者被害が後を絶ちません。

悪質商法の手口について

高齢者をねらった悪質商法には以下のようなタイプがありますので、よく注意しておきましょう。

1 高齢者の生活資金をねらった利殖商法

利殖商法とは、ハイリスクな取引であるのに、「値上がり確実」「必ず利益が出る」など儲かることを強調して契約させる悪徳商法です。
未公開株や商品相場に関する取引、会員権や宝石等の現物まがい商法、原野商法等がこれに当たります。自宅にいることの多い高齢者をターゲットに、電話勧誘販売や訪問販売で契約させ、高齢者の貴重な老後の生活資金を狙いうちにした悪質な手口です。甘い言葉には必ず落とし穴がありますからくれぐれも注意が必要です。

2 高齢者の能力の低下につけこんだ悪徳商法

高齢になるに従い人間の能力は低下してくるものです。いわゆる振込め詐欺をはじめとして、高齢者の判断能力や思考能力が劣っているという弱点につけこんだ詐欺的商法が横行しています。

3 高齢者の健康不安につけこんだ悪徳商法

個人差はあるものの、多くの高齢者は健康不安をかかえているものです。この点につけこんで、高価な健康器具や健康食品、あるいは健康をうたい文句にした高価な生活用品を売りつける悪徳商法が横行しています。

4 高齢者の孤独感につけこんだ悪徳商法

一人暮らしのご老人は孤独なものです。こうした孤独感につけこんで、親しげに自宅を訪問し、話し相手になったり、肩もみをしたりして高齢者を油断させ、高価な商品を売りつけるといった手口も多いようです。

では、高齢者がこうした悪徳商法の被害にあわないようにするために、ご家族はどのような対策を練ればよいでしょうか?あるいは、このような被害にあってしまった場合には、どうすれば良いのでしょうか?

次のページでは、悪徳商法からご老人を守る方法について検討します。