テーブルコーディネート/テーブルコーディネート関連情報

テーブルクロスとナプキンの使い方(2ページ目)

テーブルの上で、大きな面積を占める「クロスとナプキン」は、コーディネートでは色の演出効果のポイントとなります。

執筆者:長谷川 貴子

クロスを選ぶ

コーディネートの目的を考え、季節、料理、食器、インテリアにあった色や柄、素材のクロスを選びましょう。たとえば、春は、桜の花のような淡いピンクのクロスはいかがでしょうか。テーブル周りがパッと明るくなります。夏は、ブルー系のクロスが涼しさを呼びます。秋、きのこの炊き込みご飯には、茶色のクロスで深まり行く秋をイメージ。ランチのピザやパスタには、赤い格子の綿素材のカジュアルなクロスが合います。クリスマスディナーには、クリスマスカラーの赤、緑、白のクロスを、単体でも組み合わせて使ってもクリスマスらしい雰囲気を出せます。

染付けの和食器には藍染のクロス、土物の和食器には草木染のクロスがぴったりです。スタイリッシュなインテリアのダイニングには、モダンなイメージの黒やグレーのクロスを使ってみましょう。

クロスの垂れの長さ

テーブルの端から垂れるクロスの長さは、正式には50cm以上必要ですが、一般的に家庭では、テーブルから30cmぐらい垂れる長さのサイズが、足にクロスがまとわりつかず適当です。
テーブルクロスを選ぶ時は、テーブルの縦横それぞれの長さに60 cmプラスした大きさが目安になりますが、そのサイズが見つからないときには、少なくとも20 cm垂れる40 cm以上大きいクロスを選びましょう。

アンダーテーブルクロス

アンダーテーブルクロス
テーブルの上にアンダーテーブルクロスを敷き、その上にクロスをかけます。
テーブルクロスの下に敷くネルなどの布のことです。テーブルクロスがすべりにくくなり、食器を置く時の耳ざわりな音も吸収され、またテーブルに少し厚みがでて、やわらかな印象になります。

アンダーテーブルクロスに使う布は、上のクロスの色に下の色が透けて見えないように白や淡い色が無難です。
アンダークロスは水やお酒をこぼした時吸収する役割もあります。


ナプキン

ナプキンのイメージ
ナプキンの色や折り方はテーブルのポントになります。
正式には50cm角以上のサイズを使いますが、家庭では、40~45cm角が使いやすいでしょう。また、30~35cm角はティー用に、20~25cm角はカクテル用に使います。紙ナプキンは種類が豊富で、いろいろな色や柄が楽しめて便利です。人数が多いパーティの時には重宝します。

クロスと違う色をナプキンに使うと、ナプキンの色がテーブル全体のポイントカラーになります。手垢が付くといって複雑なナプキン折りをさけるレストランもありますが、家庭ではいろいろな折り方のナプキンでテーブルコーディネートを楽しみましょう。

※ナプキンの折り方については別途紹介します。



【関連記事】
初めてのコーディネート(1)テーブルコーディネートの3大要素

初めてのコーディネート(2)オシャレに見せる食器使い

【関連サイト】
テーブルクロスについて(ブルーミング中西 ルームレシピ )

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