Googleが通信サービスも無料で提供?
このコーナーでは、各ニュースサイトの記事を元に、これからのネットコミュニケーションの将来がどうなってくるのか、皆さんと一緒に想像していきたいと思います。

今回は、ブロードバンドサービスの料金について考えます。


どんどん安くなる通信サービス

皆さんは自宅のインターネット回線には何を利用されているでしょうか。
ADSLでしょうか、光ファイバでしょうか?
日本は、世界的に見てもブロードバンド環境が非常に安く手に入る国だといわれています。

なにしろADSLであれば月額2000~3000円、100Mbps光ファイバでも電話サービス込みで月額6000~8000円で利用できるといわれており、海外のインターネット事業者にも羨ましがられるほどです。


さらに最近は電話代もほとんどかかりません。
多くのIP電話サービスは、同じサービスの利用者間は通話料無料というサービスを提供していますし、Skypeのようなソフトフォンを利用すればプロバイダが違っていても無料で時間も気にせず音声通話やテレビ電話を楽しむことができます。

電話料金も複雑な距離制から全国一律料金に変わりつつあります。
長距離電話の電話代を気にして早口で会話していた時代は今や遠い昔です。


ついに公衆無線LANまで無料で提供したGoogle

そんな中、私が注目したのがこちらのニュースです。

米グーグル、シリコンバレー市内全域で無線LAN提供 CNET

インターネットの検索サービスで有名なGoogleが、シリコンバレーの市内にGoogle WiFiという公衆無線LANサービスを構築し、それを無料で解放するというのです。

公衆無線LANサービスは、以前にもあいのり公衆無線LANのFONの記事をご紹介しましたが、屋外で利用できる無線LANサービスのことです。


屋外などモバイルでの利用がターゲットとされるサービスではありますが、もちろん無線LANの電波が屋内に届いていれば家の中でも利用することができます。
携帯電話を家の中でも使うのと同じイメージですね。

つまり、Google WiFiのサービス地域では、PCさえあればインターネット接続料金すら無料でインターネットが利用できてしまうわけです。


Googleとしては高速インターネット利用者が増えれば、それによって検索サービスを中心とする自社のサービスの広告収入が増えるという計算があるようです。
私たちがテレビを無料で見ることができるのもテレビコマーシャルのおかげですから、同じような仕組みとも言えますが、それにしても凄い取り組みです。

今のところ「マウンテンビューとサンフランシスコ以外にワイファイ網の構築計画はない」とのことですが、果たしてこういった動きを受けて通信回線料金は今後どうなっていくのか、興味深いところです。


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