GPSユニットを利用する
実際に、どのように利用するのかをご紹介してみましょう。車で自宅近所を走りながらビデオ撮影し、GPSユニットを利用してみました。
1・GPSを持ち歩きながら撮影する
GPSユニットの電源をオンにして、GPSログの記録を開始したことを確認。車のダッシュボードに置いて、出掛けます。途中、ポイントポイントで撮影を実行。
▲「GPS-CS1KSP」でGPSログの記録を開始。 |
※利用するビデオカメラについて
ビデオデータをGPSユニットで利用する場合、撮影したビデオデータがGPSユニットに対応している必要があります。基本的には、ビデオカメラに「Picture Motion Browser」が付属していれば、そのビデオカメラで撮影したビデオデータを利用できます。今回は、ソニーのハイビジョンハンディカム「HDR-CX12」を利用しました。
2・ビデオをパソコンに取り込む
自宅に戻り、さっそく「Picture Motion Browser」(以下「PMB」と省略)でビデオデータを取り込みます。なお、PMBはビデオカメラ、GPSユニット双方に付属していますが、ビデオカメラのPMBにGPSユニットのPMBを上書きします。
▲PMBで撮影したビデオデータをビデオカメラから取り込む。 |
3・「GPS Image Tracker」を起動する
次に、PMBからGPSログをパソコンに取り込むユーティリティ「GPS Image Tracker」を起動します。まず、読み込んだビデオデータを、[Shift]キーを押しながら選択して、全てを選択状態にします。なお、PMBからではなく、単独で起動してもかまいません。
▲すべてのビデオデータを選択する。 |
▲「GPS Image Tracker」を選択する。 |
▲選択したビデオデータが登録されながら、「GPS Image Tracker」が起動する。 |
4・GPSログを読み込む
パソコンとGPS-CS1KSPをUSBケーブルで接続すると、GPSログファイルを読み込むメッセージが表示されます。ここで[OK]ボタンをクリックすると、GPS-CS1KSPからGPSログファイルをパソコンに取り込みます。
▲[OK]ボタンをクリックする。 |
▲GPSログファイルが読み込まれる。 |
5・位置情報を追加する
GPSログファイルが読み込まれたら、GPSの位置情報とビデオデータを関連付けます。この場合、ビデオデータのタイムコードとGPSのタイム情報とを関連付け、ビデオに位置情報を追加しているようです。
▲「画像に位置情報を保存」ボタンをクリックする。 |