DVテープをダビングしてみる
ここで、ガイドが数多く抱えているSD画質のDVテープを、DVDメディアにダビングしてみましょう。1・VRD-MC5とビデオカメラを接続
まず、VRD-MC5とビデオカメラを接続します。DVカメラなので、IEEE1394ケーブルでDV端子どうしを接続します。
2・DVDメディアをセットする
VRD-MC5の電源をオンにすると、DVDメディアをセットするようにメッセージが表示されるので、メディアをセットします。
▲メディアをセットするようにメッセージが表示される |
3・ダビングと入力方法を選択する
VRD-MC5のメニューから、ダビング方法を選択します。DVカメラからのダビングなので、「ビデオ→DVD」を選択します。また、接続端子はどれを利用するかを、続けて選択します。DV端子へビデオカメラを接続したので、「DV」を選択します。
▲ダビング方法は「ビデオ→DVD」を選択 |
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▲カメラの接続方法を選択する |
4・ダビングを開始
すべての映像をダビングするというメッセージが表示されるので、確認して「録画」ボタンを押せば、ダビングが解されます。このとき、DVDメディアが初期化され、テープは自動的に先頭まで巻き戻されて、テープの最初からダビングが開始されます。これらの作業は、すべて自動で行われます。
▲ダビングを開始するメッセージ |
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▲DVDメディアをフォーマット後、ダビングが開始される |
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▲ダビング中の映像は、モニターで確認できる |
5・ファイナライズして排出される
ダビングの終了したDVDは、ファイナライズ処理が自動的に実行され、メディアが排出されます。なお、手動でダビング作業を行うこともできます。この場合は、ファイナライズ処理を行わなければ、追記で録画がができ、最後にファイナライズ処理を行います。
▲ファイナライズ処理が実行される |
6・ディスクをプレビューする
ダビングが終了して作成されたDVD-Videoは、VRD-MC5のメニューで「DVDプレビュー」を選択すれば、本機でプレビューできます。
▲メニュー付きのDVD-Videoが作成されている |
●こんな機能やあんな機能
ザックリとDVテープからダビングを紹介してみましたが、ユーザーが何かを設定するという必要がないので、実に簡単にダビングができます。
また、メニューの「設定」では、いくつかのオリジナル設定も可能で、たとえばDVD-Videoのメニュー背景に利用する画像データを、自分で撮影した写真に変更したり、あるいはDVD-Videoの画質を選択してダビングするといった設定などができます。
▲VRD-MC5の各種設定メニュー |
以上、簡単にダビングの手順を解説しましたが、パソコンには慣れているガイドでも、「簡単だ!」と唸ってしまうほどです。
なお、ダビング時間ですが、SD画質のDVテープでは、再生しながらのダビングになるので等倍ですが、USB接続によるダビングでは、画質によって時間が変わってきます。詳しくはVRD-MC5のWebサイトで確認してください。
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