玄関
見苦しいモノだけ、片付けよう |
玄関の内側では、下駄箱に収納しきれない靴があったら、やはり大きめの箱に入れて、お客様の目にふれない場所に移しておきます。なるべく後日選別し、はいていない靴は処分するように。また、下駄箱の上の飾り物は、できれば1~2個にして、それ以外のモノを置かないように。
廊下に余計なモノが直置きされていたら、すぐに引っ込めましょう。スリッパがきれいかどうかもチェック。
リビング
1 床に直置きしたものを撤去する宅配便の箱、デパートの紙袋、子どものおもちゃ、古新聞古雑誌古本、こんなモノが床に直接置いてあったら、撤去しましょう。このとき、ほかの部屋の床に再び直置きしないようにすると、その後の処理がラクです。とっておきたいモノには、きちんとした収納場所を与え、そうでないモノは、適切なゴミの日に即出せるように準備しておきます。
2 食卓と家具家電の上に置いたモノを撤去する
あまり大きくないカゴかダンボールを持ち、「上置き」したモノをポイポイ入れて歩きます。いっぱいになったら、それらが元あった場所に配達して歩き、どこにあったかわからないモノには、しかるべき場所を与えるか、捨てます。捨てるモノは、結構多いはず。「上に置いたモノ」がなくなったら、平面に化繊ハタキをかけ、拭いておけば完璧。
トイレと洗面所
トイレのタンクの上の飾り物はなるべく撤去して(ホコリがたまっていませんか?)、小さめの額など、シンプルな飾り物1つだけにしましょう。カバー・マット類はよく洗濯するか、いっそ撤去します。洗面所に出しっぱなしの化粧品や洗顔・整髪料の類は、収納に入りきらなければ、それらのボトルがすっぽり隠れるカゴや箱(天然素材)にしまいます。ほとんど使っていないモノは、もちろん処分します。
洗濯機は、つっぱり棒と床まで届く布で目かくしすると、生活感を消すことができます。タオルと石鹸は清潔なものを用意して。
換気には注意!
お片づけは以上です。コレが終わったら、普通に掃除をすればOK。あと注意したいのは、お客様がみえる前に、必ず換気をすること。そして、リビングに一輪の花を飾れば完璧! おもてなしは? 気取ることはありません。いつものお茶とお菓子でじゅうぶんです。気の置けない仲なら、お客様に持ってきてもらいましょう。大切なのは、居心地のいい空間を提供することです。一度呼んだら、クセになる!?
せっかく片付いても、お客様が帰ったら、また部屋は散らかり始めるでしょう。でも、もう大丈夫。今まで人を呼んだことのない部屋は、一度人を入れたことで、必ず「片付けやすい部屋」になります。何度も、何度も、人を呼びましょう。部屋は、人が来るたびに片付けやすくなるのです。春は、人との出会いの季節。たくさんの人を招いて、片付けやすい部屋を手に入れましょう!
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