帰宅後1分の行動が、明暗を分ける!
外は冷た~い北風。玄関ドアを後ろ手に閉めた途端、「ふ~っ」。ホッとする瞬間ですね。でもここからが大事。玄関を開けてものの2分かそこらで、片付いた部屋がみるみる無残な様子に変わっていくか否かが分かれるのです‥。どんなに片付いた部屋も、帰宅した途端散らかり始めるのはなぜ‥? |
玄関開けたら2分で散らかる‥
お部屋に入ってすぐ、あなたがとる行動は? 「はーっ、疲れたぁ」と、おもむろに着ていたコートをソファの上に投げ出す。あっ、バッグまで一緒に! そして、振り向きもせずキッチンにお湯を沸かしに行ってしまう、または届いた郵便物のチェックを始める――「まっ、ウチを覗いたわねっ!?」。いいえ、違います。ガイドがやってることをそのまま書いただけでーす。かくして、玄関を開けて2分と経たずして、お部屋が散らかる「基礎」を築いてしまうのです。コートは脱いだら置かずにかける!
「そんな大げさな。コートもバッグもすぐに片付けるつもりよ!」んん~? ホントーですかぁ~?ガイドの経験上、そんなことはなかなかないですよぉ~?
散らかりの連鎖を断つには、帰宅直後の動作が肝心。温もりの残るコートを、そのままクロゼットにしまいたくない心理が「ちょい置き」の原因なら、一時置き場としてのコートかけを設置しましょう。床置きタイプを置きたくない(子供が激突)ガイド家では、ドアに引っ掛けるこのタイプを採用。ここは通るたびイヤでも目に入るドアなので、わりとすぐに片付けられてます。
この「帰宅棚」、できれば家族の人数分欲しい | あくまで一時かけ用ですよ~ |
バッグ置き場を設置しよう
そしてバッグは、収納の一部を専用に空けて設置しました。上のカゴがトーチャンの部屋着&通勤カバン置き場、下のカゴがガイドのです。さらに上の棚には、トーチャンの通勤グッズや、ガイドの財布に入ってたレシートを入れる箱などを置くようにしました。これで、食卓の上や財布の中もいつもスッキリ。このスペースには以前、本や手芸用具が入っていたのですが、結構無理やりこのスペースを作ったことにより「帰宅直後の散らかり」は激減しましたよ。散らかりの連鎖は元から断つ!
確かに、コートとバッグぐらいじゃ、それほどひどい散らかし方とはいえないかもしれません。でも、でもね! モノがちょい置きされた途端、どういうわけかそこにはモノが集まっていくんですよ。そう! ゴミが落ちてる路上には、次々ゴミがポイ捨てされるように。「ここにゴミ捨てるべからず」っていう貼り紙の下に、みんながゴミを捨てていくように。ゴミはゴミを、散らかりはさらなる散らかりを呼ぶんです。破れ窓理論ですね。だから、帰宅直後に散らかりを発生させないだけで、その後に与える影響はだいぶ違うものになってくるはず。散らかりの要因を一つでも減らしたい方で、かつバッグ置き場を特に設けていない方、是非試してみてくださいね!*関連リンク*