大きく変わった待機電力事情

待機電力
単にコンセントが刺さってるから待機電力がかかっている、というわけではない
以前「待機電力はあなどれない!」という記事で、家電製品などの使用時以外の無駄な電力に付いてのお話をさせていただきました。あれから数年、家電製品は年々省エネ性能が高まり、稼動時の電力消費量も減少するとともに、待機電力も大幅に削減され、ここ数年で待機電力事情は大きく様変わりしました。

今まで待機電力の多くかかる家電というと、一番に思い浮かべられたのはテレビなどリモコンの指示待ちをするような家電。こうした家電は電源を切ってもプラグを抜かなければダメ、というのが常識でしたが、近年の技術進歩により、製品によっては97%も待機電力削減が実現されているのです。

そうなってくると、別に待機電力なんて気にしなくても大丈夫じゃない?と安易に考えたくなりますが、見落としているポイントもありますので、今回はもう一度待機電力に付いて考えてみたいと思います。

家庭の中で待機電力が大きいのは?

待機電力
近年のAV機器は待機電力も大幅に減少
まず待機時消費電力の定義ですが「機器が非使用状態、若しくは何らかの入力(命令指示等)待ちの時に定常的に消費している電力」

使用していないのに、プラグが刺さっているだけの状態で消費されている電力ということになります。ですから、電気ポットのように保温状態を保っているものは常に使用状態と考えられるため、待機電力としては認められません。

現在家庭の全消費電力のうち7.2%を占めているといわれる待機電力。その待機電力の内訳は、大きく分類するとAV機器30%、給湯機器29%、IT機器19%、以下照明機器、空調機器などとなります。

相変わらずAV機器の待機電力の割合が大きくなってはいますが、11年度の調査結果によるとAV機器の待機電力は212kwh/年。これに対し、18年度調査54kwh/年となっていますので、飛躍的に待機電力を抑える技術が進歩したと言って良いでしょう。

あと見落とせないのは給湯機器となるわけですが・・・

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