男と女のマネーセンスには大きな隔たりが
夫婦間で節約に対する考え方を話し合っていますか? |
「節約をしたいのに、主人がちょこちょこ無駄使いをしてちっとも協力してくれません。」
「うちの主人は電気はつけっぱなし、水は出しっぱなし。注意するとケチ臭いと怒るんです。」
なんて声を耳にすることがあります。
ですがご主人から言わせると
「そんなチマチマした節約をするよりも、住宅ローンや保険を見直しした方がはるかに効率的。たった数円違う特売品をわざわざ隣町まで買いに行くなんてナンセンス。」
「コツコツ節約するより、残業を増やしたり資産運用などで収入を増やす方がラクだ。」
そんな声も聞こえてきそうです。
さて、いったいどちらの言い分が利にかなっているのでしょうか。答えは「どちらも正解」ということになります。ですから両者の良い所を上手く融合させれば理想的な家計となるわけですが、これがなかなか難しいようですね。
女の節約脳
そもそも男性と女性では、お金を節約しようとすることに対しての考え方「節約脳」の中身が違うようです。一般的に女性は
●お得な事に非常に敏感
・1円でも安いスーパーを目ざとく探すことができる
・特売、セール情報をマメにチェック
・光熱費の節約は日々の積み重ねで頑張っている
●目先の利益に走りがち
・貯蓄やローンの金利はあまりに気していない
・保険や住宅ローンなど、毎月決まった出費に関しては無関心
・安いから、とディスカウント店や100均などで無駄使いをする
・安物買いの銭失いを何度も経験するがやめられない
・日々は節約してるのに、臨時収入などはパッと使ってしまう傾向あり
以上の項目、心当たりはありませんか?
男の節約脳
女性の節約脳に対して、男性はこのような傾向が。●お金の流れをしっかり把握
・貯蓄や返済の計画を長期的に把握
・ローンや貯蓄の金利などをしっかりとチェックしてから行動
・投資や運用などにも積極的で、情報収集力にも長けている
●細かい出費が気にならない
・缶コーヒーなどを平気で毎日買う
・あたらしもの好きで、携帯の新機種などにすぐ飛びつく
・電気などを付けっぱなしでも「どうせ数円の違いだ」という感覚
・携帯の料金プランは熟考するわりに、実際の通話やパケ代などは節約する気無し
・どうせ買うなら良い物を、と意味の無い高価な物を買ってしまうことも
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