ひとつの商品を海外に送り届けるには、多くの人が関わり、それに応じてたくさんの書類のやりとりが行われています。 |
商社やメーカー、国際物流会社、船会社などの企業が海外と取引をするにあたり、必要不可欠とされている仕事です。代表的な「貿易事務」の仕事としては、明確に分類されているわけではないのですが、海外営業アシスタント、船積書類作成、国際物流コーディネーター、外為担当といったところが日常業務として一般的で、どれも経験が重んじられる仕事です。
今回は伊藤忠グループの総合人材会社「キャプラン株式会社 リッチフィールド貿易・物流部門」(以下キャプラン)に「貿易事務」の仕事内容について話を伺いました。
この「貿易事務」に携わるにあたり、必要な条件を伺うと「英語が好き」で「コミュニケーション能力がある人」とのこと。まさに海外留学やワーキングホリデーで培ったスキルが活かせる場があるように思えます!
「貿易事務」職は経験重視のため人手不足!
「貿易事務」は経験が重視される仕事であることから、企業としては業務拡張や退職によって急に人材が必要になっても、これまでの育成過程がなければ中途採用以外に為す術がないのが実情です。また、人材育成といっても一朝一夕にはいかないため、慢性的な人手不足にあります。貿易をおこなう企業にとってはなくてはならない存在のため、「引く手あまた」の状況が続くわけです。
そのような状況を鑑みて、今回ご紹介するキャプランでは貿易事務経験者を増やすために、未経験者でも「貿易事務」の仕事に就くことができる面白い取り組みをしています。
まずは、>>「貿易事務」の仕事を知るために代表的な業務を紹介します>>