冷凍の仕組みを知って、上手に使いこなそう!

冷凍技術についていろいろ説明してきましたが、『瞬冷凍』『熱いまま冷凍』『切れちゃう冷凍』は、全て「瞬冷凍ルーム」でのみ使える機能です。ひとつの部屋にしかこの機能が無いのであれば「いろいろできても、他の食品があれば使えないのでは?」と思いますよね。そこで、使い方をお伺いしてみると...

「気にすることなく、次々に入れて大丈夫なんですよ!」と。

そうなんです。家庭で冷凍する食品であれば、後から入れた食品に応じて、必要な機能を使えばいいだけなのです。では、ちょっと整理してみましょう。

■「瞬冷凍ルーム」~自分で冷凍した食品
瞬冷凍ルーム
赤い部分が「瞬冷凍ルーム」。先の食品を気にせず、次に冷凍したい食品をいれればOK!(※画像:三菱サイトより)
まず、食品を入れ『瞬冷凍』をしたとします。冷凍が完了すると、庫内は【-7℃】の『切れちゃう冷凍』をキープ。次に、熱々の「炊き立てごはん」を投入すると、既に冷凍された食品に影響を出さない『熱いまま冷凍』が開始。その後『瞬冷凍』を経て『切れちゃう冷凍』へと移行します。もちろん、熱くない食品で再度『瞬冷凍』を実行しても同様です。このように、先に入っている食品を気にする必要は無いため、ひとつの部屋で大丈夫なのです。

ところで、『瞬冷凍』で冷凍した食品は、ずーっと【-7℃】で保存しないといけないのでしょうか??いいえ、そんなことはありません!一度“過冷却”で冷凍したものは、通常の冷凍温度【-18℃】に下げても、その品質は変わることはありませんので、必要に応じて「冷凍ルーム」へ移動してOK。保存期間に合わせて、上手に使い分けて下さい。


■「冷凍室」~市販の冷凍食品&長期保存したい食品
冷凍室
赤い部分が「冷凍室」市販の冷凍食品は、下の大容量冷凍室へ!(※画像:三菱サイトより)
こちらの「冷凍室」は、通常の【-18℃】で保存しています。市販の冷凍食品やアイスクリームは【-18℃】での保存が推奨されているので、こちらへ入れておきましょう。また、先にご紹介した【-7℃】の冷凍保存は、ホームフリージングした食品が解凍してしまう温度ではありませんが、保存期間は短くなります。直ぐに使わない食品であれば「冷凍室」へ移動する方がベストです。

以上のように、各機能の仕組みを良く理解して「瞬冷ルーム」と「冷凍室」を使い分ければ、上手な冷凍保存ができるという訳です。しかし、この辺の使い方は、カタログなどを見る限りイメージし難いのも事実。ぜひ、消費者に伝わり易いレクチャーをお願いしたいと思います!


冷凍室にも「動く棚」でスッキリ整頓

最後に、三菱らしい細かな配慮『動くんバー』をご紹介。冷凍室の庫内に、冷凍食品が倒れないように整理するため、可動式の仕切り板が1枚セットされています。ちょっとしたことですが、使い勝手が確実に良くなると感じられる新機能です。

『動くんバー』
縦の仕切りが「パイプ」なので、幅が多少不揃いでもすんなり収納可能。食品が少なくても倒れることなくスッキリ整理ができます。(画像:三菱リリースより)
縦に渡るパイプに、ブックエンドのようなものが着いていて、都合の良い場所へ移動できるというシロモノです。縦方向を板で仕切るのではなく、パイプにしているのがミソ。板で仕切ると、収納できるサイズが固定されてしまうけれど、パイプであればサイズのばらつきを吸収しやすいという配慮。本当に些細なことですが、こんなプチアイディアが「使い勝手が良い」と主婦に支持される所以だと感じました。

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以上、冷凍機能について集中的にご紹介してきましたが、冷凍だけでなく、指1本で食品をのせたまま棚を上下に動かせる『動くん棚』や、前から照らすLEDライト、冒頭でも触れた『ビタミン増量野菜室』など、使いやすさに定評のある冷蔵庫らしい機能がたくさんあります。食への不安が高まる中、ホームフリージングの頻度も高くなるはず。家族の健康を支える家電のひとつとして、新技術搭載の冷蔵庫を検討してみてはいかがでしょうか?


■商品データ
三菱電機・冷蔵庫
三菱電機・冷蔵庫
「熱いまま“急っと”瞬冷凍」
Eシリーズ
商品名:三菱・冷蔵庫(Eシリーズ)
【MR-E60P】(601L)
※他3サイズ(545L・501L・445L)
市場参考価格:30万円前後
サイズ:745×728×1821mm