『親子ノズル』を使いこなすには足技が必要!?
T時の親ノズルにあるペダルを足で踏めば、中央部分が外れて、隙間に入るサイズの「子ノズル」に早変わり。これを初めて見た時は「さすが!!」と思ったものです。しかし、人間とは慣れるものでして、何度か体験している内に「もっとこうだったら...」という要求が出てきます。今回ガイドが気になったのは、次の2点。
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親ノズルに子ノズルを着けるためには、ちょっとした足技が必要かも(笑) |
ひとつ目は、着脱の「着」が状況によって少々やり難いこと。子ノズルを取り付けるためには、親ノズルに、子ノズルをぐっと押し込まなくてはなりません。そのため、親ノズルが動かない壁際などであれば問題ないのですが、床の中央あたりで取り付けようとすると、親ノズルが逃げてしまい、取り付けにくいことも...。ちなみに、親ノズルを足で固定してみたり、子ノズルを上からぐっと踏んだりすれば、簡単に「カチッ」とハマるのですが、何となくお行儀が悪い印象が残ります。もう少しスマートに「着」ができるとうれしいな、と感じました。
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子ノズルの裏側。先端にはブラシが無いのですが、ブラシがあるともっと便利! |
もうひとつは、ノズルの先にブラシが付いていないこと。ホコリを吸い込むという意味では問題はないのですが、床と壁の境にぐるりと回っている「巾木」の上にたまるホコリなどを吸う時は、やはり先端にブラシが付いていた方が、よりホコリが取れやすいと感じます。子ノズルも、周囲全体をブラシ付きにしてくれると、もっと使いやすいのでは?と感じました。
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3段伸縮ロング隙間ノズル。本体のどこかに取り付けられれば、もっと出番があるはず!(画像:Panasonicサイトより) |
実は、付属品として、子ノズルよりももっと細いブラシ付きの隙間ノズルが同梱されています。巾木の上などはこちらを使えば良いのですが、本体に取り付けられないため、ついつい収納に置き忘れてしまい出番が減りました。ノズルとしては先端のブラシも程よい大きさで、とても使いやすいものです。本体のどこかに取り付けられれば、もっと活用できるのではないか?と感じたガイドです。
メンテナンスも忘れずチェック!
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紙パックがバスケットに納まっているので、着脱が楽々。 |
次にメンテナンス。Panasonicの紙パックは、着脱が簡単なのが魅力!紙パックがバスケットに納まっているため、とても簡単に紙パックの交換ができます。本体に紙パックをセットするために、しゃがんでアレコレ作業をするより、バスケットごと取り出して、作業しやすい場所で交換できるのは、とても楽です。ちょっとしたことですが、こんな細かい配慮も日々の家事のストレスを軽減してくれると感じます。
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回転ブラシを外すには、このねじを外さなくてはなりません。道具か無くても外せる構造にしてくれるとありがたい。 |
その他、親ノズルのブラシ・本体内部のフィルター・ハウスダスト発見センサーのセンサー部など、吸込力が弱くなったと感じたらメンテナンスが必要になります。特に面倒な作業ではないので、そんなに苦ではありません。ただひとつだけ、親ノズル内部のブラシを取り出すために、マイナスの留め具を外さなくてはならず、どうしてもコインや鍵の頭など道具が必要になります。内部のブラシは、髪の毛が長い人やペットが居ると、意外と頻繁にメンテナンスが必要になりますので、手だけで外せる構造にして欲しかったです!
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約2か月の間、使わせて頂いた掃除機ですが、上記で述べた感想の他にも、本体のバッグのような形がとても安定していて持ち運びが楽だったり、ホース仕舞いが良かったりと、使い勝手の良さはなかなかのものでした。しかし、何と言っても強く印象にのこったのは、やはり『ハウスダスト発見センサー』の存在。ホコリがちゃんと取れていることを、客観的に理解できるという効果は、計り知れないものがあります。
特に「ランプが光っている限りは掃除を止められない」という心理作戦は、部屋をキレイにするには最大の効果を発揮します。キレイ好きな人はもちろんですが、ガイドのように掃除機をかけるのがキライな人ほど、この『センサー』が有効だと実感した2か月でした。
■商品データ
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Panasonic掃除機
【MC-P8000WX】 |
商品名:Panasonic・紙パック式掃除機
型番:
【MC-P8000WX】
市場参考価格:55,000円前後
サイズ:268×360×213mm
重量:6.0kg(本体・ホース・ノズル込み)
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