仕組みは簡単!“水と電源”につなぐだけ
では、仕組みを簡単にご紹介します。高圧洗浄機は、その本体に貯めた水が発射するのではなく、本体を通過する水に圧力をかけ発射します。そのため、水道(貯め水でも可)と電源が必要となります。接続は簡単です。右の写真をご覧下さい。
(1)に水道(貯め水)からのホースを接続
(2)に噴射用のホースを接続
(3)電源へ差し込む セッティング完了後、スイッチを入れモーターを回すと圧がかかります。そしてノズルのハンドルを握ると、先端から勢いのある水流が噴射されます。水の出し止めは手元のハンドルでコントロール可能。機種によりホースの位置などは異なりますが、これが標準的な仕組みとなります。
選ぶ時のチェックポイント
高圧洗浄機にも、いくつか種類がありますので、そのチェックポイントを整理しました。目的と予算に応じて選んで下さい。■吐出圧力
単位は【MPa】で表記されます。が、まだ統一されていない場合もあります。その場合は(1MPa=10.2 kgf/cm2=10 bar)を参考に換算してみて下さい。標準的には「7or8MPa」前後の数値が多くなります。この数値が固定の場合、圧の変更はできません。この数値に「2~8MPa」など幅がある場合は、圧の変更ができるため、用途に応じて細かく調整が効きます。
■吐出水量
1時間あたり、300L前後~400L以内となります。圧力が変更できるタイプは水量も多くなる傾向があります。水量が多い方がより広角で高圧が可能です。
■重量
機能に比例して、重量もかなり重くなります。コンパクトなもので約4kg~重いものになると14kgにもなります。重い機種はキャスター付きをおすすめします。しかし、持ち運ぶ場所(家周りの通路巾や敷地の状況)によっては、キャスターでの移動ができないこともありますので、必ず重さを確認しましょう。
【参考商品】
ケルヒャー・家庭用高圧洗浄機
東芝・ウォーターパンチJV-80A
by ケルヒャー もともと高圧洗浄機は、業務用として広く使われていました。国内では、広島の「平和記念公園」の像の洗浄でも活躍しています。そんな高圧洗浄機が、家庭用としてコンパクトで手軽な機種として展開されているのです。
エコ・環境配慮がクローズアップされている最近、この「高圧洗浄機」は、環境にも人にもやさしいクリーナーといえます。夏の後片付けから家の外回りまで、この1台で、すっきり・しっかり済ませてみてはいかがでしょうか?
ガイドが実際に使った体験記事も公開しています!ご一読下さい。