実際に環境セラピーのワーク「箱庭」を体験
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同じものから選んでも、選ぶものも配置も人によってそれぞれ |
2日目には実習として、箱庭セラピー、フラワーセラピー、アートセラピーなどを体験するワーク中心の講座となります。取材では、実際にガイドが箱庭セラピーを体験してみました。箱庭のワークはいたってシンプル。好きな物を好きなように好きな場所に置くこと……・・これが唯一のルールです。
先ずは気持ちいい砂の感触を確かめながら地ならし。箱庭の規格は決まっていて内寸57cm×72cm×7cm。思っていたよりも大きいスペースにびっくりしつつ、箱庭に置きたいものを沢山のパーツの中から探します。これ単純な作業なのですが、とっても気持ちがワクワクします。時に箱庭は心理療法の分析として利用されますが、この講座ではそういった分析はしません。
「自分がどんなものが好きで、どんな風にしたいのか、日頃忘れかけた自分自身を取り戻して気持ちを開放することが大切なんです(近藤先生)」という言葉通り、箱庭では日常では皆無である、「自分の好き」ということだけを凝縮した世界が表現できるんです。自分が好きな物だけを選び、そして好きな場所に置くという感覚。当たり前のことのようで実は忘れかけていた純粋な気持ちに出会ったような気がします。
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やってみると心が穏やかに気持ちい感じ |
最初は箱庭体験に乗り気でなかった方が、始めると夢中になって没頭している姿が印象的でした。また他の人が箱庭を作るのを観るのも、実は結構楽しいです。「あ~私もこんな風にしてみたい、次はこうしたい」と、自然と「こんなことがしたい」という気持ちが湧いてくるのが不思議です。
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