鉄則2:事実に注目して活用すべし
■○▽ホテル(20代・男性) トイレの電気が切れていた。部屋も古く狭かった |
こういった口コミもよく目にします。「ああ、この宿は泊まりたくない」そう思いますよね? でも、注意してほしいのは、感じた方は人それぞれだということ。なので、事実と感想を分けて考えた方がいいでしょう。そして“感想”の部分については、あまりとらわれない方が無難です。
例えば、上記の文章の場合、
「トイレの電球が切れていた」のは事実です。そういうことがチェックできない体制の宿かもしれないということは認識する必要があります。でも、「部屋も古くて狭かった」というコメントはどうでしょう。
古い旅館でも綺麗に手入れをされているところは多い |
「価格と照らしてどうだった」というコメントや、コメントの中のより具体的な事実に注目して読むことが大事です。感想はあくまでも主観的要素が大きいことを考慮しましょう。
またコメントを書いた方が宿選びを失敗しているというケースもあります。
■×○館 (50代/男性) 「夫婦でゆっくり食べたかったのに、食事会場で家族連れの声が気になって寛げなかった。」 |
なんていうコメントもよくありますが、私は「ゆっくり食べたいなら部屋食か、個室ダイニングの宿を選ぶべき」だと思います。つまり、目的と違った宿を選んだ為に不満に思ったことをコメントしているケース。これ、結構多いんです。
この人と同じ目的なら避けるべき宿でしょうか、それ以外の方にとっては参考程度に留めるのが無難です。
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