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危険なオトコから身を守る究極の方法とは?(2ページ目)

ストーカーや痴漢をはじめ、女子の日常には思いがけない危険がたくさんある昨今。「私に限っては大丈夫」なんて油断してはいませんか?今回は、ハリウッドセレブにも大ブレイク中の護身術の秘密に迫ります!

山口 佐知子

執筆者:山口 佐知子

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敵から逃れるには最初の約30秒がカギ!

阿部大史先生
クラヴマガ ブラウンベルトの阿部大史先生。激しい運動量にもかかわらず、息ひとつ切らさずに熱い指導を続けます
「敵に襲われたときのカギは約30秒にあるんです!」と説得力のある口調で力強い指導をするのは阿部大史先生。阿部先生によれば、統計的にいって敵から攻撃を受ける所要時間は約30秒。つまり、この間に相手に的確なダメージを与えて、すばやく逃げることがポイントになるとのこと。たしかに、最初に相手をひるませないと、特に女子の場合、男子を相手に持久戦となると体力的に厳しそうかも。

そして、クラヴマガのポイントは「敵を倒す」ことではなくて、「敵から逃げること」にあります。ココが格闘技とは大きく異なる点ですね。そもそも最終的な目的は自分の身を守ること。だとしたら、いかにすばやく相手から逃げるスキをつくるか、ということになるんだそうです。なるほどー。

手首をつかまれたときの対処方法なども早わかり!


護身術
手首をつかまれたときは、そのまま引っ張るのではなく、抜けやすいように手首をねじって横に引き抜くようにします。相手の指のスキマを狙って!
実際のトレーニングもきわめて実戦的。従来の武術のような、「相手がこう来たら、こういう型で構えて応戦」みたいな、“型”のパターンがいくつか練習するということではないんです! 考えてみれば、敵にしてみたってこちらを倒そうと必死。目的が金品強奪の場合なら、彼らの生活がかかっているわけなので、“型”にのっとって攻めてくるはずもないですよね?

そんな敵に対して効果的な方法はひとつ。こちらも型破りに、全身をフルに使って全力で戦うしかない、という結論になるんですね。とはいえ、「手首をつかまれたときは、横にねじってから、ヒジを曲げて力を入れて相手の腕をふりほどく」という具体的な指導は、しっかりあります。シンプルかつ数秒でできるので、イザというときに「ええっと、どうするんだっけ?」と慌てることもなさそうです。

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