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目指せ和美人! ガイドの着付け習得記(2ページ目)

“おけいこマイスター”であるガイドの、5ヶ月間に及ぶ「着付教室」習得記をご紹介いたします。日本伝統文化は本当に奥が深い! ところで、ガイドは無事に基礎科を卒業できたのでしょうか!?

執筆者:保田 絵美

新おけいこ“着付け” ガイドの習得レポート!

おけいこ
長襦袢の半衿を自分で縫い付けるところからレッスンがスタート!
ガイドが入学したのは、「鈴乃屋きもの学院」の基礎科です。月3回(1回:2時間)の5ヶ月間で、半衿の付け方や補整の作り方、小物や下着の知識、 普段着、訪問着、留袖の着方まで、自分の着付けは完全にマスターできるようになります。
レッスンは2~5人迄の少人数制なので、着物の知識がなくてもしっかり学べます。そして、最初から器具は使わない本格的な手結びを習得できます。初日は、長襦袢の半衿付けからスタートしました!

用途に合わせて着物の種類もアレンジ!

おけいこ
自分で着られると楽しい! ちょっとしたお出掛けには小紋を着るとオシャレ
基礎科の前期では、長襦袢の半衿付け、小物の説明、体型の補整、普段着の着方、名古屋帯(お太鼓)の結び方、半巾帯(文庫・貝の口)の結び方、浴衣の着方を学びます。着物の各部の名称や着上がりの名称、着物のたたみ方や小物の置き方など、覚えることが多くて不安でしたが、先生は名称を繰り返し言ってくれたり、何度でも帯や着物のたたみ方を丁寧に教えてくれたので、ガイドも自然と身に付けることができました。気兼ねなく着れる小紋は、ちょっとしたお出掛け着にピッタリです!
おけいこ
手の感覚で、帯結びを習得します。訪問着はお祝いの場に最適!
後期に入ると、訪問着・留袖の着方、名古屋帯(角出し)の結び方、袋帯(二重太鼓・扇太鼓)の結び方、着物と帯の格合わせの講義があります。帯を結う時は後姿が見えないので、鏡で確認ばかりしていましたが、先生は「見ている方向に帯が上がって左右対称にならないから、鏡を見るより手の感覚で結うと上手くできる」と教えてくれました。結婚式やパーティーの場には、華やかな訪問着が最適。帯は二重太鼓で合わせます。
おけいこ
下前と上前が足袋の縫い目で交差するよう、しっかり裾合わせをします。留袖は礼装用に。
レッスンでは、着物以外に浴衣の着付けも学べるので、夏の訪れがより楽しくなるのでは!? 和装を身に付けると正しい姿勢でいられるから、日常の所作や歩き方にも活かせますね。そして何より、着物の魅力を知ることで「日本人でよかった!」と実感するでしょう。
基礎科を修了して次のステップとなる師範科へ進むと、人様の着付けが学べます。帯結びも豊富にマスターでき、着物に関するより深い知識も習得できます。目標を高く持って、着付師や講師の資格を取得するのも魅力的です。

次のページでは、立ち居振る舞いも身に付く、「鈴乃屋きもの学院」の特徴とお教室の詳細もお伝えいたします!
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