個人的にパソコン選択の際に重視するのはキーボード。
キーボードを重視するのは、どちらかというと一部のマニアに多いが、キーボードのどこを重視するかも人それぞれ。
自分がこだわっているのはなによりもキーボード配列。10年以上前に101やAXキーボードで慣れてしまったので、日本ではほとんど入手が面倒な英語配列であることが重要だ。
英語キーボードとは
英語配列は、日本語がプリントされておらず、細かな配列も日本語のキーボートとは異なっている。
101配列やUS配列などさまざまな表記があるが、ここではわかりやすく英語キーボードとさせていただく。
パソコンメーカーは、機能や見た目に凝らずに、キーボードなどの細かな使い勝手の向上にこそ力を注いでほしい物だが、低価格ノートのダメすぎたクリック感は良い方向へは向かっているようでなんとか安心。しかし、ノートパソコン全体としてキーボードは安っぽくなる一方だ。
英語配列キーボードについては、数年前まではほとんど選択不可能だったが、最近ではBTOで選択できるメーカーも増え、選択肢が増えた。
このまま、クリック感などはもちろん、配列などにも各社もう少し力を入れてほしい物だ。
英語配列で選ぶノートパソコン
筆者は先日 ThinkPad T60 を購入したが、これを選ぶ際に本体の性能などはもちろん、英語キーボードが入手できるかどうかがもっとも重要となった。
例えば、会社で一括導入するパソコンを使わされるだけなら、文句も言えないが、個人的に購入するパソコンとなると、好きな配列のキーボードが選べないのは苦痛なだけ。最も多く使うインターフェースであるキーボードにはこだわりを持って機種選びをしたい。
Lenovo の場合、OSも英語版となる English Model なら、特に苦労することなく英語キーボードモデルを購入できるが、ラインナップが極端に少なくなるため、日本語キーボードモデルを購入後、英語キーボードをどこからか入手し、自分で交換するのが手っ取り早い。
Lenovoのキーボードはさまざまな方法で入手可能だが、今回の ThinkPad T60 の英語キーボードの場合、Lenovoが公開している保守マニュアルによると、昨年販売された Z シリーズと共通化しており、PS/PLAZA WAKAMATSUなどで保守部品として購入が可能なことがわかった。
実際にはここでは購入していないが、英語キーボードの入手も問題なさそうなので、安心して ThinkPad T60 を選ぶことができた。
この方法はユーザーによる部品交換のため、保証などが受けられなくなる場合もある。注意いただきたい。
