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ノートPCの駆動時間と重量

無線LANによるインターネットサービスやDDIポケットのAirH”などノートPC等を外出先で使う際に便利に使えるサービスが始まろうとしていますが、そこで必ず問題になるのがノートPCのバッテリ持続時間です。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

ノートパソコンガイド

無線LANによるインターネットサービスやDDIポケットのAirH"などノートPC等を外出先で使う際に便利に使えるサービスが始まろうとしていますが、そこで必ず問題になるのがノートPCのバッテリ持続時間です。そこで、厳選B5・ミニノートを中心に、持ち運びに適した軽量ノートPC 29機種のバッテリ駆動時間と重量の関係を調査してみました。バッテリ駆動時間は使用方法による差が大きく、ここに掲載したメーカー公表値はあまりあてにならないものもあるかもしれませんが、一応参考になります。

注目モデルピックアップ 一覧はこちらです

   
標準バッテリ
最大バッテリ
   
駆動時間
重量
駆動時間
重量
IBM ThinkPad (i Series) s30
6.5時間
1.45kg
10時間
1.605kg
東芝 Libretto L1
3.5~5.5時間
1.1kg
11~14時間
1.41kg
CASIO MPC-206VL
5時間
0.99kg
10時間
1.14kg
SONY PCG-C1VS/BW
3~5.5時間
0.98kg
10~19時間
1.493kg

ThinkPad s30
超低電圧プロセッサを搭載し、標準バッテリでも6.5時間の駆動が可能と重量は1.45kgと少々重たいかもしれないが、キーボードのサイズや液晶画面の大きさ等、通常の用途で困らないスペックである。最大バッテリを搭載した時の重量が1.6kg程度で駆動時間が10時間とバランスも良さそうだ。

Libretto L1
ひさしぶりに登場した東芝のLibretto最新型はCrusoeプロセッサを搭載し、重量は他のミニノートより100g程重たくサイズも一回り大きいが、液晶画面の解像度やキーボードのサイズを考えるとバランスが良いかも。

CASSIOPEIA FIVA MPC-206VL
バッテリ駆動時間と重量を考えると最も軽量、長時間駆動のノートPCかも知れないが、サイズと画面解像度の関係で個人的にはパス。その辺が受け入れられれば問題無いだろう。

バイオノートC1 PCG-C1VS/BW
CCDカメラつきで何か通常のノートPC以外のことを求めている人には楽しいかもしれないミニノート。重量とバッテリも平均的である。

バッテリ駆動時間について

バッテリ駆動時間は使用条件による差が大きい。例えば液晶の輝度や通信ポート使用の有無、プロセッサ速度、メモリ量、HDD使用度合などさまざまな要因がある。JEITAがノートPCのバッテリ駆動時間測定方法を策定したが、かなりおおざっぱな測定方法であり、各メーカーが同じ測定方法をすれば各機種の比較になるだろうが、利用者が実際に使った場合の駆動時間とはかなり違っていると思われる。また、バッテリは消耗品であり一年も使っていればしだいに劣化してくる。
結局のところバッテリは使用者本人が実際に測定した数値にはかなわないのである。

重量について

ノートPCを持ち歩く場合ノートPCのみの人もいるでしょうが、多くの人はACアダプタや他の周辺機器と一緒に持ち運ぶと思います。ノートPCを選ぶ場合は本体の重量はもちろんのことそれらの重量やサイズも注目することが重要です。

ノートPCバッテリ駆動時間一覧

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