Q. 夏バテのせいか食欲が全くわかず、体重が2kg減りました。病院に行くべきでしょうか?

Q. 「夏バテのせいか食欲が全くわかず、1カ月ほどで体重が2kg減りました。暑さに強い方だと思っていたので、このようなことは初めてです。特に悩みなどはなく、明らかな不調や異変もありません。食欲不振や体重減少だけでも、病院に行った方がいいのでしょうか? 涼しくなるまで様子見でも問題ありませんか?」
A. すぐに病院へ行くべきとも言えませんが、注意すべきサインもあります
例年にも増して、今年は暑さの厳しい夏になるようです。「夏バテ」になる人も増えるでしょう。いわゆる夏バテで食欲が落ちてしまうことは、珍しいことではありません。
暑さのために食欲不振になると、そうめんやざるそば、冷やしうどんなどの冷たい麺類などで簡単に食事を済ませてしまうことも増えるでしょう。冷たいお茶やアイスコーヒー、ビールなど、体を冷やす飲み物をとる機会も増えると思います。冷たい飲み物や食べ物で胃腸が冷えると、さらに食欲がなくなり、また簡単に食べやすい冷たいもので食事を済ませてしまう……という悪循環に陥るケースも少なくありません。こうしたよくある夏バテによる食欲不振の場合は、意識的に温かいお茶や麺類をとるとともに、夜は半身浴で体をしっかり温めるといった工夫をすることで、次第に食欲は改善していくものです。
しかし、生活習慣を改善しても食欲不振がよくならない場合や、長期間にわたって食欲不振が続き、体重減少が見られる場合、様子見をし続けるべきではないでしょう。一度、内科の医師に相談することをおすすめします。単なる夏バテではなく、胃がんなどの初期症状として、食欲不振や胃もたれ、体重減少の症状が現れることがあるためです。
何となく不調が長引いていると感じるなら、「そのうち治るだろう」と自己判断で片付けず、早めに医療機関を受診することが大切です。
- 冷たい麺類・飲み物を控え、温かいお茶や食事を意識的にとる
- 夜は半身浴で体をしっかり温める
- 生活習慣を見直しても食欲不振が改善しない場合は内科を受診する
- 体重減少を伴う食欲不振が長引く場合は特に注意する
- 「いつもと違う」と感じたら自己判断せず医師に相談する
同じ食欲不振でも、原因は1つとは限りません。「季節的に夏バテに違いない」と決めつけず、体重減少が続くような場合は、自分の体を守るためにも早めに医療機関に相談してみましょう。
さらに詳しく知りたい方は、「夏バテ症状に共通点!がんの初期症状の可能性も」をあわせてご覧ください。







