
物価高などによって、家計を見直す瞬間を迎える人も多いでしょう。結婚や出産、子どもの進学などライフステージの変化が重なると、日々のやりくりへの影響はより大きくなります。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「本気で家計を見直した瞬間」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、熊本県に住む43歳男性のエピソードを紹介します。
回答者プロフィール
・年齢:43歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:4人
・職業:警備業
・世帯年収:700万円
・貯蓄額:70万円
「車の税金と車検が同月に重なった」
男性が人生で最もお金の不安を感じたのは、子どもの成長にともなう支出の増加と、大きな臨時の出費が重なった時期でした。「子どもが2人になり、出費がその分増えて貯金を削って対応したタイミングで、車の税金と車検が同月に重なったとき」と、当時を振り返ります。
子育て世帯として毎月の基礎的な生活コストが膨らむ中、数十万円規模のまとまった車の維持費が一気に押し寄せたことで、家計は急激なピンチを迎えることとなりました。
「外食の制限と、自分の小遣いをカット」
男性は、本気で家計を見直す決意をし、即効性のある流動費の大幅な削減に踏み切ります。
「現在も続けていますが、まず外食に関して制限をかけ、次に自分の小遣いをカットしました。とりあえず、現金が足りない状況は回避しています」
自らの小遣いを真っ先に削り、家族の外食費を制限するという痛みを伴う決断によって、最悪の事態である資金ショートを未然に防いだそうです。
必要かどうかがハッキリしないときは原則買わない
一時的なピンチを乗り切ったものの、見直しは現在進行形で続いており、世帯年収700万円に対して現在の貯蓄額は70万円と、決して油断はできないやりくりが続いています。
この経験を経て、今後はどのような家計や暮らしを目指していきたいか聞くと、これからの具体的な策を教えてくれました。
「お金を使うところはしっかり使い、必要かどうかがハッキリしないときは原則買わない。外食を避けて、家から弁当を持っていくなどできる限りの節約を行う」
突発的な危機をきっかけに、日々の買い物に対する意識を根本から変えた男性。毎日の「お弁当持参」や「買わない選択」を徹底することで、流動費の無駄遣いを防ぎながら、家族に必要な支出を守る堅実なやりくりを続けています。
<調査概要>
本気で家計を見直した瞬間に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年5月27日~28日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:50人、女性:147人、回答しない:2人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






