国債・債券

【2026年7月】50万円預けるならどっち? 個人向け国債と高金利定期預金、1年後の利息を比較

夏のボーナスを受け取り、「将来に向けてお金をどこかに預けておきたい」と考える方も多いでしょう。今回は、50万円を個人向け国債「変動10年」とネット銀行の高金利「1年満期定期預金」に預けた場合、1年後に受け取れる利息を比較します。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

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夏のボーナスを受け取り、「将来に向けてお金をどこかに預けておきたい」と考える方も多いでしょう。金利の上昇傾向が続く中、安全性を重視しながら少しでも有利な運用を目指したいなら、元本保証の個人向け国債や定期預金が選択肢となります。

今回は、50万円を個人向け国債「変動10年」とネット銀行の高金利「1年満期定期預金」に預けた場合、1年後に受け取れる利息を比較します。

個人向け国債「変動10年」とネット定期預金に50万円預けたときの利息はどのぐらい違う? ※画像:amanaimages
個人向け国債「変動10年」とネット定期預金に50万円預けたときの利息はどのぐらい違う? ※画像:amanaimages

個人向け国債・変動10年:1年後の税引き後利息は「約7172円」

個人向け国債・変動10年(年金利1.8%)を50万円購入した場合、1年後にもらえる利息は以下のとおりです。なお、変動10年は半年ごとに金利が見直されますが、今回は1年間同じ金利水準が続いたと仮定して計算しています(金利は2026年7月時点)。

・1年後の受取利息(税引き前):約9000円
・1年後の受取利息(税引き後):約7172円

受け取った利息には、20.315%の税金がかかります。

参照:変動10年「第196回債」 財務省

●SBI証券のキャンペーンを利用すると現金プレゼントも
個人向け国債を購入する際は、証券会社のキャンペーンを利用できる場合があります。

SBI証券では「個人向け国債デビューキャンペーン」(2026年7月6日~7月30日14時まで)を実施しています。期間中にエントリーしたうえで、対象となる個人向け国債(変動10年・固定5年・固定3年)を合計50万円以上購入すると、購入金額に応じて現金がプレゼントされます。

例えば、変動10年を50万~99万円購入すると500円、固定5年は350円、固定3年は250円がプレゼントされます。購入金額が増えるほどプレゼント額も増えるため、まとまった資金で購入する場合は活用を検討してもよいでしょう。

なお、このキャンペーンは2017年以降に個人向け国債を購入したことがある人は対象外です。利用する際は、対象条件や期間を事前に確認しておきましょう。

参照:個人向け国債デビューキャンペーン SBI証券

あおぞら銀行の定期預金:1年後の税引き後利息は「約6375円」

2026年7月時点で、ネット銀行の中でも高い金利を設定しているのが、あおぞら銀行の「BANK The Giftスペシャル定期」です。

この商品は新規口座開設者限定の定期預金で、BANK口座の開設期限は2026年9月30日までとなっています。預入期間は2026年7月1日~10月30日までですが、募集総額800億円に達した時点で受付終了となります。ここでは、50万円を1年間預けた場合の利息を見てみましょう。

【BANK The Giftスペシャル定期(2026年7月時点)】
・金利:年1.6%(1年・単利型)
・預入額:50万円以上(1円単位)、1人1000万円まで
・対象者:日本国内に居住する新規口座開設者

この定期預金に50万円を1年間預けた場合の利息は、次のとおりです。

・1年後の受取利息(税引き前):約8000円
・1年後の受取利息(税引き後):約6375円

定期預金の利息にも、20.315%の税金がかかります。

参照:BANK The Giftスペシャル定期  あおぞら銀行

金利上昇局面では「変動10年」と「1年程度の定期預金」が選びやすい

50万円を1年間預けた場合の税引き後利息を比較すると、次のような結果になりました。

・個人向け国債(変動10年):約7172円
・あおぞら銀行(1年もの定期預金):約6375円

同じ50万円を1年間預けた場合、個人向け国債(変動10年)の方が約797円多く利息を受け取れる計算です。どちらも元本保証の商品である点は共通しています。

現在は金利が上昇しているため、長期間金利を固定するよりも、変動10年や1年程度の定期預金を選ぶという考え方もあります。

個人向け国債の変動10年は、半年ごとに適用金利が見直されるため、今後さらに金利が上昇すれば、受け取る利息も増える可能性があります。一方、1年ものの定期預金は、満期を迎えるたびに、その時点でより金利の高い商品へ預け替えやすいのがメリットです。

また、個人向け国債は購入から1年経過すれば中途換金が可能です(中途換金時には、直前2回分の利子相当額が差し引かれます)。定期預金も1年ものであれば早く満期を迎えるため、資金を動かしやすく、急な出費にも対応しやすいでしょう。

金利が上昇している今は、変動10年を保有する方法と、短期定期預金を満期ごとに預け替える方法のどちらも有力な選択肢です。資金を使う予定やライフプランに合わせて、自分に合った方法を選びましょう。

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