All Aboutが実施している「年金生活と貯金」に関するアンケートから、2026年4月22日に回答があった、北海道在住71歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:すみちゃん
年齢性別:71歳女性
居住地:北海道
家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の世帯年収:400万円
現預金:800万円
リスク資産:200万円
預貯金を切り崩して生活「ひとり暮らしでコストが割高に」
年金生活で貯金ができているか、の問いに「できなくはないが意識しないと難しい」と回答したすみちゃんさん。
ひと月当たりの現在の収入は「年金11万円」。
対して月の生活費は「食費3万円、住居費3万円、光熱費1万5000円、通信費1万円、医療費5000円、日用品費・保険など3万円」の合計12万円ほどかかるため、「月当たり1万円の赤字。年間で約12万円ほど、預貯金を切り崩して生活費に充てています」とのことです。
現状について、「ひとり暮らしのため、どうしても生活全般のコストが割高になりがちです。特に光熱費や食費が想定以上にかかっており、年金だけで生活を完結させるのは難しい。現役時代に貯めた預貯金を、少しずつ切り崩して補填(ほてん)している状況が続いています」と説明しています。
「以前と同じ買い物でも食費が跳ね上がる」
年金生活で特にきついと感じる支出について挙げたのは、「電気・ガス代といった固定費。特に夏や冬の冷暖房費は家計を圧迫します。また、ひとりだと病気になった時の医療費や薬代が急な出費として重くのしかかるので、そこが一番心配な項目です」とのこと。
物価高の影響については、「特に卵や食用油、調味料など、生活必需品の値上げが痛いです。以前と同じ買い物をしているだけですぐに食費が跳ね上がるため、買い物に行く回数を減らして節約しています」とすみちゃんさん。
税金や社会保険料についても、「ひとりで生活していると、このわずかな年金収入から引かれる税金や保険料が、家計にとって非常に重く感じられます。手元に残る金額がギリギリなので、もう少し軽減措置があれば、少しは心に余裕を持って暮らせるのに」と不満を吐露します。
日々の生活であらゆる負担が増す中で、「自分が我慢すればなんとかなると考え、食費を極端に抑えたり、趣味を諦めることで支出のバランスを取るようにしています。ポイントが貯まる店舗を徹底的に選んで買い物に行くなど、少額でもポイントを貯めて食費の足しにすることに必死です」と語っています。
ひとり老後は気楽な一方、年金暮らしの難しさを痛感
年金生活を始めてから、「コンビニでの買い物をやめました。始めたことは散歩です。健康維持のためと、外に出ることでエアコンの使用時間を減らして光熱費を浮かすという目的もあります」とのこと。
また「友人との付き合いも減り、外食もほとんどしなくなったため、そういった娯楽費は驚くほどかからなくなりました」とあります。
普段の暮らしについて伺うと、「ひとりなので気楽な面もありますが、基本的には質素です。家でテレビを見たり、読書をしたりして過ごすことが多いです」と回答。
最後に、「年金だけで暮らすことの難しさを痛感しました。体調を崩すと仕事もできず誰にも頼れないため、健康管理には一番気を使っています。自分の体調管理と生活費のバランスを取るのが一番難しいです」とコメントされていました。
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