介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年5月16日に回答のあった、関東地方在住43歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:ウォンバット
年齢・性別:43歳・女性
同居家族構成:本人、長男
居住地域:関東地方
雇用形態:パート・アルバイト
世帯の月の収入:労働収入15万円(別途、長男が給付型奨学金3万8800円を受給)
現預金:100万円
リスク資産:200万円
「課税世帯になっても給付型奨学金ほどは稼げないと判断した」
住民税非課税世帯となった経緯について、「満足に働けない身体的理由を抱え、離婚しました。その後すぐに父の介護が始まりました。なかなか思うように働けない中、長男の私立大学への進学の際に『課税世帯になるほど収入を増やしても、給付型奨学金(一定の収入以下で支給される返済不要の奨学金)の差額分は稼げない』と判断し、ギリギリ非課税世帯にしています」と話すウォンバットさん。
月の収入はウォンバットさんの「労働収入15万円」。対する月の支出は「住居費5万円、食費3万円、光熱費1万円、個人年金保険料1万2000円、その他保険料6000円、日用品代2000円、通信費4000円、車関係の費用1万円、医療費1万円で、合計13万4000円」とのことです。
暮らしの実感として「離婚した時に自分の生活費を見直し、自分の収入で生活できるようにしたので、現時点での生活には困っていません。将来のことを考えると少し不安はありますが、個人年金保険、NISA、厚生年金と最低限少しずつ備えていければと思っています」と語ります。
「学費の半分以上を給付型奨学金で補ってもらっています」
住民税非課税世帯となり、「大学の学費650万円のうち半分以上を給付型奨学金で補っていただいています。子ども本人もそのことを受け止め、勉学に励んでいます」と、制度の恩恵について語ります。
住民税非課税世帯のイメージについては、「非課税世帯、シングルマザーは貧困のイメージがあると思います。実際、私も貧困ではありますが、心は貧困ではありません」とコメント。
「離婚してから4年ほど、児童扶養手当等をいただいていましたが、生活は自分の収入で賄うことを基本として、扶養手当や養育費等は全て学費とNISAに回していました」とウォンバットさん。
最後に「節約はしていますが、たまには子どもとキャンプに行ったり、半額で牛肉をゲットして喜んだりしています。小さな幸せを大きく受け取れる心を養いたいと思います」とコメントを残していました。
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