日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、福岡県在住25歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:歌詠
年齢・性別:25歳・女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:福岡県
住居形態:賃貸
職業:正社員
年収:320万円
金融資産:現預金300万円、リスク資産20万円
コロナ禍でアルバイトができず奨学金50万円を借り入れ
大学進学のために奨学金を利用したという歌詠さん。借入総額は「50万円」で、種類は「大学独自の奨学金。毎月1万円を返済し、ボーナス払いも活用して24歳で完済した」と言います。
奨学金を借りた経緯について「受験生の当時は父が転職をしていて収入が不安定だったことに加え、コロナ禍でアルバイトも難しく奨学金を利用しました」と歌詠さん。
返済は日々の生活に「まあまあ影響していた」そうで、「初任給があまり高くない企業に就職したので、バイト時代の貯金を崩しながらやりくりしないと難しい状況だった。生活がカツカツでした」と続けます。
「家賃とあわせて月7万円の返済はしんどかった」
返済中に最も印象に残っている出来事として、学生時代に設定していた「返済の設定額を覚えておらず、就職後に『月3万円』と明細が来ました。20万円弱の手取りで家賃が4万円ほどだったので、毎月7万円が消えると考えるとかなりしんどかった」と歌詠さん。
支払いは難しいと判断して「月1万円に返済額を減らすと共に、ボーナス払いでまとめて返すということで変更をしてもらったが、お金の管理はしっかり把握しないとな、と思いました」と振り返ります。
24歳で完済した時は「安心感があった。生活水準は変わらないが、娯楽に使える余裕ができた」とのこと。
奨学金を借りてよかったかという問いには「どちらともいえない。毎月固定で出費があることが痛手に感じられました。しかし今後のライフプランを見据えて、借金をするということの社会勉強になったなと思います」と歌詠さん。返済経験を通じて「お金の知識を身につけようと経済や金融に興味を持って向き合うようになった」と話していました。
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