日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、秋田県在住33歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:秋田ねる
年齢・性別:33歳・女性
同居家族構成:本人、夫(35歳)、娘(4歳)
居住地:秋田県
住居形態:賃貸
職業:正社員
世帯年収:本人350万円、配偶者400万円
金融資産:現預金500万円、リスク資産300万円
妹の大学進学で仕送りが減り、大学2年から奨学金300万円を借り入れ
「大学」で奨学金を利用したという秋田ねるさん。借入総額は「300万円」で、種類は「日本学生支援機構(第二種・有利子)」。返済は「毎月1万6000円」で、残債130万円、42歳での完済を予定しているとのことです。
奨学金を借りた経緯について「大学2年次より奨学金を利用しました。主な理由は、妹の大学進学に伴う家庭の経済状況の変化です。妹の進学先は私立大学のため学費の負担が重く、私への仕送りを今までの金額で維持することが困難な状況になった。アルバイトだけでは補填(ほてん)しきれなかったため。本当は借りたくなかったが、仕方なく利用した」と秋田ねるさん。返済の生活への影響については「まあまあ影響している」と回答し、「月に1万6000円とはいえ、カツカツな状態だと一時的に止めたくなることもある」と話します。
返済残高を理由に婚約破談された経験がある
返済中に最も印象に残っている出来事として、「無職の時期などは一時猶予の申請手続きが非常に煩雑で心理的な負担になった。経済的に困窮しているときに、多くの書類をそろえたり複雑な手続きを行ったりするための精神的な余裕がなく、制度の使いにくさを感じてしんどいと思った」と秋田ねるさん。
人間関係への影響として「過去に結婚を考えた際、相手方から多額の返済残高があることを懸念され、破談に近い形で敬遠された経験がある」と明かします。
奨学金については「借りてよかった」と回答。「なかったら大学へは行けず、大卒以上の求人には応募できないので仕方がなかったとは思っている」と語ります。奨学金を借りるかどうか悩んでいる人に向けて、「自分のやりたいことが大卒以上必須なら借りたほうがいい。そうじゃないなら一度立ち止まって、人生でどちらが得かを計算するのがいいと思います」とアドバイスされていました。
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