
ピッとかざすだけでスムーズに会計が終わったり、利用金額に応じてポイントやマイルが還元されたりするクレジットカードは、便利な支払い方法の1つです。しかし、計画的に使わないと思わぬ損をしてしまうことも。
All About編集部は全国10~70代の250人を対象に「クレジットカードの利用」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、和歌山県に住む35歳女性のリアルな失敗談を紹介します。自身の使い方と照らし合わせるなど参考にしてみてください。
回答者の収入状況と1カ月の主な出費内訳
【和歌山県在住35歳女性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:業務委託
・職業:アパレル
・世帯年収:800万円
・貯蓄額:200万円
・家賃(住宅ローン):7万円
・間取り:一軒家
・食費:8万~9万円
・交際費:3万~4万円
・電気代:3万円
・ガス代:0円(オール電化のため)
・水道代:3000円
・通信費:2万円
・毎月貯蓄に回している額:2万円
思わずスマホを落としそうになりました
女性はクレジットカードの「使い過ぎ」で血の気の引く失敗をしたといいます。
「ある月、ネット通販や外食、子どもの習い事用品などをクレジットカードでポンポンと払っていました。『あとでまとめて払えばいい』と軽い気持ちで使っていたんです。ところが、翌月の明細を見た瞬間、思わずスマホを落としそうになりました。特に大きな買い物をしたつもりもなかったのに、金額が想像以上で、桁を見間違えたのかと思うほど。しばらく固まって、『これ本当に私の使った分?』と何度も見返しました」
明細に記載された金額は「10万円」。失敗した主な原因は「利用中にアプリや明細をほとんど見ず、『請求はまだ先』と、やりくりを後回しにしていた」と、振り返ります。
カードを使ったら、その日のうちに金額を確認
明細を見て青ざめたあと、まずやったのは現実から目をそらさず、使った内容をすべて確認することでした。「何に、いくら使ったのか」を1つずつ見直すことで、無駄な出費がはっきりしました。
次に、すぐに家計を立て直すため、1カ月分の支出を見える化しました。外食やネット購入を一時的に控え、できるだけ自炊を増やすなど、小さな節約を積み重ねました。
最後に、女性に失敗した過去の自分にアドバイスを送るなら何と伝えるかを聞くと、「今は小さい金額でも、あとで必ず大きくなるよ。『あとでまとめて払えばいい』は、一番危ない考え方だからやめたほうがいいです。カードを使ったら、その日のうちに金額を確認すること。月にいくらまで使っていいか、最初に決めておくこと。欲しいものはすぐ買わずに、一晩寝かせてから考えなさい」と回答しました。
現金とは違い、お金を使う実感が薄れがちなクレジットカード。だからこそ、利用するときはあらかじめ計画を立てて、上手に付き合っていく必要がありそうです。
<調査概要>
クレジットカードの利用に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年3月4~5日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:73人、女性:173人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






