
ピッとかざすだけでスムーズに会計が終わったり、利用金額に応じてポイントやマイルが還元されたりするクレジットカードは、便利な支払い方法の1つです。しかし、計画的に使わないと思わぬ損をしてしまうことも。
All About編集部は全国10~70代の250人を対象に「クレジットカードの利用」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、奈良県に住む40歳男性のリアルな失敗談を紹介します。自身の使い方と照らし合わせるなど参考にしてみてください。
回答者の収入状況と1カ月の主な出費内訳
【奈良県在住40歳男性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:設備点検業
・世帯年収:450万円(夫が400万円、妻が50万円)
・貯蓄額:50万円
・家賃(住宅ローン):0円
・間取り:一軒家
・食費:7万~8万円
・交際費:2万~3万円
・電気代:1万5000~2万5000円
・ガス代:0円(オール電化のため)
・水道代:7000~8000円
・通信費:3万5000円
・車の維持にかかる費用:1万円(ガソリン代)
・毎月貯蓄に回している額:5000~1万円
借金がどんどん増えてしまいました
男性はクレジットカードの「リボ払い」で血の気の引く失敗をしたといいます。
「20代のときに軽い気持ちでリボ払いにしてしまい、支払いが定額なのでどんどん使い続けてしまった。支払いできなくなると、違うクレジットカードを契約し、キャッシングを繰り返してしまい、借金がどんどん増えてしまいました」
カード明細に記載されたリボ払いの残額は「200万円」。主な原因は「リボ払いを全然理解していなかった。利息は理解していたが、総額がどのくらいか全く把握していなかった」と、振り返ります。
過払い金があったので、それで一括返済
その後、男性は貯蓄の切り崩しなどでなんとか乗り越えたそう。「弁護士に相談し、債務整理しました。債務整理した際に過払い金があったので、少額のキャッシング分は、それで一括返済しました」といいます。
最後に、男性に失敗した過去の自分にアドバイスを送るなら何と伝えるかを聞くと、「月いくら稼いでいるかきちんと把握し、クレジット払いやリボ払いも必ずいま総額どれくらいになっているか確認するようにする。また、自分でどうにもならないようになる前に誰かに相談すべき」と回答しました。
毎月の支払額が一定になるリボ払いや手軽なキャッシングは、支払い総額を見えにくくさせる盲点が潜んでいます。「見えない借金」に生活を圧迫されてしまう前に、利用額をしっかり管理しておくことが大切といえそうです。
<調査概要>
クレジットカードの利用に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年3月4~5日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:73人、女性:173人、回答しない:4人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






