
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、大阪府に住む53歳男性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【大阪府在住53歳男性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:営業(金融機関)
・世帯年収:700万円
・貯蓄額:1000万円
・家賃(住宅ローン):7万7000円
・間取り:3LDK
・食費:3万円
・交際費:5000円
・電気代:7500円
・ガス代:8700円
・水道代:6000円
・通信費:2万円
・車にかかる維持費:1万円
・毎月貯蓄に回している額:1万5000円
真っ先に削った支出は野球観戦代
物価高によって家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した男性。
「給料は増えないが物価が高騰していて、なおかつ子どもの塾代が学年が上がるたびに増えていく」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、男性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「趣味の野球観戦代」だといいます。月1万5000円ほど出費を抑えることができたそう。
「単純にチケットを買うのをやめて、球場での観戦をテレビ観戦に変えました。食事も家で取るので、球場で応援する時の楽しみはなくなりますが、金銭的には少し楽になりました」
野球観戦費から見直した理由は「消去法で削れないものから消していったら、残った1つが観戦費用。プロ野球観戦をテレビで見るようにするのが、一番シンプルでいいかなと。野球観戦をしたら、その後の外食代もついてくるので、2つ削れるから」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「観戦後の外食で酒代が大きかったのが、家では基本的には飲まないので、その分のストレスは若干たまっているかもしれないが、応援しているチームが勝てば問題ないです」
コミュニケーションも取れて一石二鳥
工夫して物価高から家計を防衛している男性ですが、一方で「これだけは譲れない」という支出があるといいます。それが「食費と子どもの塾代」です。
「特に子どもは塾に行き出してから成績も伸びてきて、塾の課題を家でも家族で協力してやるようになり、コミュニケーションも取れて一石二鳥なので、今は外せないです」
子どもの成長と、家族の触れあいを大切にしようとする男性の気持ちがうかがえます。
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「現状維持をしながら、定年後に受け取れる退職金と今掛けている個人年金保険と公的年金で生活できればと考えています」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






