
友達、同僚、親戚……あらゆる人間関係においてお金は切っても切り離せないもの。物価高で家計管理にシビアにならざるを得ない中、これを機に関係性を見直したという人もいるようです。
All About編集部は全国20~70代の200人を対象に「物価高で見直した・手放した人間関係」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、埼玉県に住む24歳女性のエピソードを紹介します。
「大事な人なら会えなくても、連絡が途絶えることはない」
【回答者プロフィール】
・居住地:埼玉県
・年齢:24歳
・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:パート・アルバイト
・職業:動物飼育
・年収:320万円
・貯蓄:20万円
女性が物価高によって見直した人間関係は「弟」だそう。
「実家に住んでいる6歳下の弟とご飯を食べに行く際、弟はよく食べるので、食べ放題に行くことが多く、姉としてのプライドもあり、会計はいつも私持ちで払っていました。ただ、弟はお金のありがたみをいまだに分かっていないのか、『あれ欲しい』『これやりたい』など要求が多く、それでも頼まれたらしょうがないと思い、私が支払うことが増えていました。そんな中、母に甘やかし過ぎだと指摘され、確かにそうだと思えるようになってからは、話を聞くだけなら電話やビデオ通話で十分だと気付き、誕生日を盛大にお祝いするだけにしました」
弟には距離を置くことを何と言って伝えているのでしょうか。
「物価高で最近は生活が厳しいと伝えています。あとは仕事が忙しくて時間が取れないなど、行きたいけど行けないといったニュアンスで伝えるようにしています。最初はしつこく誘われても、最後は『それなら仕方ない』と落ち着いてくれます。悪いなと思いながらも、自分の生活も大事なので、難しい問題だなといつも思っています」
弟との関係を見直した後、自身の生活や心境に変化があったようです。
「少しお金にゆとりができました。今まで当たり前のようにお金を使っていたけど、意外と使わなくても困らないし、本当に大事な人なら会えなくても、連絡が途絶えることはないんだなと気付きました」
互いに無理のない範囲でゆるくつながる
一方、女性には、この人だけには「いくらかかっても会いに行く」「絶対にお金を惜しまない」と決めている相手がいるといいます。それは「祖母」です。
「いろんなことを手助けしてくれた人です。小さい時からかわいがってくれたし、年齢的にも『祖母に会える回数はそんなにないのかも』と思うことがあるので、会いに行くようにしています」
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、人間関係で大切にしていきたいことを聞きました。
「連絡はちゃんと取れるようにしつつ、本音で話せる人を大事にしていきたいです。適度に会って、なるべく互いに生活に負担のない範囲でゆるく関わっていくのを大切にしたいです」
<調査概要>
物価高で見直した・手放した人間関係に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~70代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールなどは、編集部で一部改変している場合があります。






