ゆうちょ銀行に新しいお知らせがありました。2026年5月18日より、「定期貯金(10年)」の取り扱いが始まります。これに伴い、毎月コツコツ貯める「自動積立定期貯金」も最長10年まで設定できるようになります。
「ちょうど定期の満期がくるけれど、預け直そうかしら?」という方も、「これから貯金を始めたい!」という方も必見。今回は、同じ120万円を10年間預ける場合でも、「最初にまとめて預ける」のと「毎月1万円ずつ積み立てる」のでは、利息にどのような違いが出るのかをシミュレーションしてみました。

ケース1:120万円を「定期貯金」に預けた場合をシミュレーション
まとまったお金があるなら、まとめて定期貯金へ預け入れるのが効率的です。
・最初に預ける額:120万円
・預入期間:10年
・金利:年0.9%(半年複利)
・10年後の元利合計:128万9840円(税引後)
元本120万円に対し、約8万9840円の利息がつきます。
最初から全額を運用に回せるため、利息がさらに利息を生む「複利効果」を最大限に活かせるのが特徴です。時間が長いほど、この差は広がっていきます。
注意点として、途中で解約すると通常よりも低い金利(預入期間内払戻金利)が適用されます。10年という期間を踏まえ、当面使う予定のない資金で行うことが基本です。
ケース2:毎月1万円を「自動積立定期貯金」でコツコツ預けた場合をシミュレーション
自動積立定期貯金は「今はまとまったお金がないけれど、10年後には120万円貯めたい!」という方に適した方法です。
・毎月の積立額:1万円
・積立期間:10年(120回)
・金利:年0.9%(半年複利)
・10年後の元利合計:124万4318円(税引後)
元本120万円に対し、約4万4318円の利息がつきます。※上記は金利0.9%が10年間変わらない前提での試算です。
一括預入と比べると利息は少なくなりますが、これは「お金を少しずつ預けるため、運用される期間が短くなる」ことが理由です。それでも、何もしないより確実に増やせる点は大きなメリットです。また、「自動で積み立てられる仕組み」があるため、無理なく貯金を続けやすいという特徴もあります。
自分に合った「貯め方」を選ぼう!
同じ120万円でも、預け方によって約4万5000円の差が出る結果となりました。
すでにまとまった資金がある場合は、一括で預ける方が効率的です。一方、これから貯める場合は、積立によって無理なく続けることが現実的な選択になります。
また、「一部だけは一括、残りは積立」といった組み合わせも可能です。例えば、50万円を一括で預け、残り70万円を毎月積み立てるといった方法なら、積立額は1カ月当たり6000円ほどです。これにより効率と継続性の両方を取り入れることができます。
10年という時間は長いようで、あっという間に過ぎます。仕組みをうまく使いながら、自分に合った方法で着実にお金を貯めましょう。







