
現金離れが進み、スマートフォンによるキャッシュレス決済が主流となる現代。神社のお賽銭(さいせん)やガチャガチャなど、これまで現金必須と思われてきた意外な分野でも広がりをみせています。
片手で支払いが完了してポイントも貯まるスマホ決済はメリットが多い一方で、電波状況やバッテリー切れで決済できないという心配も残ります。
どのような対策をしておくべきか、最新のキャッシュレス決済事情に詳しい消費経済アナリストの渡辺広明さんに教えてもらいました。
Q. スマホ決済は電池切れや電波状況が心配です。対策はありますか?
「日常の買い物はほとんどスマホ決済ですが、スマホの電池切れや電波状況で決済できないケースに時々遭遇して困っています。どんな備えをしておくと焦らずに済みますか?」
A. 「アナログとデジタルの二段構え」がおすすめです
渡辺さん:スマホとは別にクレジットカードを1枚持ち歩くことや、スマホケースに1000円札を1枚忍ばせておくというアナログな備えをしておきましょう。
また、iPhoneの「エクスプレスカード」設定のように、充電が必要な状態になっても最長5時間は交通系ICが利用できる機能など、スマホ自体の機能を把握しておくことも有効です。
例えばJCBカードの場合、Apple Pay、Google Pay、Samsung Walletなどに登録すれば、カードレスでスマホのタッチ決済が利用できます。加えて、QUICPayやWAONといった電子マネー、メルペイなどのコード決済への登録やチャージも可能です。
クレジットカードによるタッチ決済もあるため、カード1枚でアナログとデジタル両方の支払いに対応できる備えが整うことになります。タッチ決済を試してみたいなら、まずは普段お使いのクレジットカードの機能を確認するところから始めてみましょう。
渡辺 広明(わたなべ・ひろあき)プロフィール
消費経済アナリスト。コンビニ店長をキャリアのスタートにバイヤーやメーカーのマーケターとして 780品以上の商品開発に携わった経験から、消費者目線の現場とデータを掛け算し分かりやすいニュース解説など報道からバラエティまで幅広くメディアで活動中。






