
物価の高騰が進み、しかもなかなか賃金も上がらないため、日々の生活が苦しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
All About編集部が全国10~60代の250人を対象に実施した「月々の出費と内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。
「非常に強い危機感を抱いています」
今回は、埼玉県に住む60歳男性の生活実態です。
まず、現在の家計について思うところ、考えていることを聞きました。
「物価高の影響で生活コストは上がっていますが、長年の共働きによる備えもあり、現在は落ち着いた家計状況を維持できています。教育現場に身を置く人間として、経済的理由で子どもらが学びを諦めざるを得ない社会の現状には、非常に強い危機感を抱いています」
物価高を肌で感じつつも、子どもたちの現状を考えるゆとりが垣間見えます。
無駄な支出を徹底的に省くのが信条
【埼玉県在住60歳男性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:学習塾副校長
・世帯年収:980万円
・貯蓄額:3200万円
・住宅ローン:0円(完済)
・間取り:一軒家(4LDK)
・食費:7万5000円
・交際費:3万円
・電気代:5000円
・ガス代:0円(オール電化のため)
・水道代:4000円
・通信費:9800円
・車の維持費:4000円
・毎月貯蓄に回している額:12万円
生活のやりくりのポイントは「固定費の徹底的な見直しに加え、日々の健康管理を最大の節約と捉えて医療費を抑えています。また、教育者として培った情報収集力を活かし、行政の補助金やポイント制度を賢く併用して、無駄な支出を徹底的に省くのが信条です」と教えてくれました。
今後については、「定年後は再雇用で現場を支えつつ、地域の学習ボランティアにも携わりたいと考えています。資産を計画的に運用・取り崩しながら、夫婦で健康を第一に考えた穏やかな隠居生活を送るのが目標です。孫との時間や趣味の旅行を適度に楽しみ、自立した老後を全うする計画です」と回答しました。
<調査概要>
月々の出費と内訳に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年2月12日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






