今回は、個人向け国債・固定5年を100万円購入した場合、半年後に受け取る利息はいくらになるのかを解説します。
個人向け国債・固定5年を「金利1.66%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?
個人向け国債・固定5年(金利1.66%/年)を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。【半年後にもらえる利息】
・100万円×1.66%×1/2(半年間であるため)=8300円
実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「1686円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。
そのため、個人向け国債・固定5年を100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「8300円-1686円=6614円」となります。
参照:固定5年「第179回債」 財務省
個人向け国債「固定5年」は投資初心者にとって安心な商品
「投資に興味はあるけれど、大きなリスクは避けたい」という方にとって、日本政府が発行する個人向け国債は、最初の一歩にふさわしい選択肢といえます。2026年2月募集分の固定5年は、金利が「年1.66%」と高く設定されています。固定5年は、購入時に決まった金利が満期まで変わらず適用されますので、将来もし市場金利が下がったとしても、高い金利のまま安定して運用を続けられるのが大きな魅力といえます。ここでは、金利以外の注目すべき特長を3つご紹介します。
●初心者でも安心の「安全性」と「手軽さ」
個人向け国債は、国が元本と利息の支払いを保証しているため、元本割れの心配が低いです。最低金利も「年0.05%」が確保されています。
また、1万円からという少額で始められるため、まとまった資金がなくても無理なくスタートできます。
●1万円単位で中途換金(解約)が可能
「5年たつまでお金を引き出せないのでは?」という心配も不要です。個人向け国債は、購入から1年が経過すれば、1万円単位で中途換金(解約)が可能だからです。
ただし、中途換金の際は、「直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685」が差し引かれる点には注意しましょう。中途換金を申請した後は、通常であれば3営業日ほどで払い戻しが完了となり、急な出費にもスムーズに対応できます。
例外として、災害救助法の適用対象となった大規模な自然災害により被害を受けられた場合、または保有者本人が亡くなられた場合は、「中途換金の特例」に該当するため、1年を待たずに換金できます。
参照:個人向け国債の中途換金についてのよくある質問 財務省
●「使う時期が決まった資金」を守るための置き場所
5年という運用期間は、中長期的なライフイベントを控えている方にとって、使い勝手のよい長さです。以下のような「将来使うことが決まっているお金」を、減らさずに守り抜きたい場合に適しています。
例えば、
・5年後の教育資金:高校や大学への進学など、決まった時期に必要となる学費の準備
・退職金の安定運用:まとまった老後資金を、リスクを避けながら安全な場所に分けておく
・リフォームや修繕費用:将来確実に発生する住宅の維持費を、生活費と区別して確保する
ライフイベントに向けて「いつ、いくら使うか」が見えているお金は、何よりも確実性が求められます。
市場の変動に一喜一憂することなく、満期まで決まった金利で着実に「守りきる」ことができる「固定5年」は、大切な予定を支える資金の預け先として適しているといえます。
2026年2月時点では全国880カ所の金融機関で購入可能という、手軽さも魅力の1つです。どこで買えるか詳しく知りたい方は、財務省のホームページで確認しましょう。
・全ての取扱金融機関一覧 財務省
まとめ
個人向け国債(固定5年)は、「元本保証」「少額から購入可能」「購入時の金利が満期まで固定される」といった特長があり、資産を守りたい方に合った商品です。新年度に向けた家計計画を立て始める2月。将来のイベントや目標にあわせて、無理のない範囲で検討してみるのもよいのではないでしょうか。








