預金・貯金

元銀行員は見た!老後破産を防ぐ「まとまったお金」の置き場所

老後破産を防ぐためには、老後資金を「いかに増やすか」だけでなく、いかに守り抜くかもポイントになります。老後は退職金などで、まとまった資産を保有する人も多いものです。では、ある程度まとまったお金はどこに置き、どのように管理するとよいのでしょうか。元銀行員の筆者が解説します。※サムネイル画像:PIXTA

飯田 道子

飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術 ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

金融機関勤務を経てFP資格を取得。 各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっています。 どの金融機関にも属さない独立系FPです。

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老後破産を防ぐ預け先

老後破産を防ぐために、まとまったお金をどこに置き、どう管理しておくとよいのか。考えておくことが必要です(画像:amanaimages)

老後破産を防ぐために、まとまったお金はどこに置くのか、どのように管理しておくとよいのかを考えておくことが必要です。元銀行員の筆者が解説します。

定番の場所は銀行!

老後破産につながる理由としては、収入が少ないことのほか、運用に失敗して元本割れしてしまうことも考えられます。

元本割れの原因は、元本保証のないリスク性のある金融商品に投資しているケースがあるからです。元本割れを避けたいなら、元本割れしにくい商品を中心に置くことが基本になります。

代表的な選択肢としては、銀行の普通預金や定期預金、国債などが挙げられます。もちろん金融機関にもリスクがゼロとは言い切れませんが、少なくとも価格変動によって元本割れするタイプの運用とは性質が異なります。

老後破産を防ぐ「守り」のベースとして、銀行を活用するのは基本の考え方といえるでしょう。

組み合わせも重要になる

銀行は元本割れしにくい商品を中心に扱っていますが、全てを預金だけにしてしまうと、運用益を得るチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

そこで大切なのは、あらかじめ「守りたいお金(生活防衛・当面使う予定のお金)」はいくらかを整理しておくことです。守りたい金額は銀行などに置き、それ以外の「運用に回してもよいお金」を投資信託や株式、外貨などで運用する、という考え方になります。

とはいえ、年齢を重ねることで金融商品のリスク許容度は変わってきます。老後に近づくほど、守りの割合を多めにし、リスク性のある金融商品を選ぶ場合も、積立投資など比較的リスクを抑えやすい方法を検討するとよいでしょう。

金融商品や関連サービスについて勉強しよう

金融商品は銀行や証券だけではありません。例えば、旅行が好きなら旅行会社や航空会社の積立、デパートで買い物をする機会があるならデパート積立を選ぶのも方法の1つです。

ただし、その場合も、まずは定番の銀行などで「守りの資金」を確保したうえで、余裕資金の範囲で積み立てるのが基本です。

いずれにしても、どのような金融商品や関連サービスがあるのかを知り、学び続けることは大切です。場合によっては、趣味やこだわりの中から、思わぬお得な選択肢が見つかるかもしれませんよ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
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