個人向け国債・変動10年を「金利1.39%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?
個人向け国債・変動10年(金利1.39%/年)を100万円購入した場合の6カ月後の利息の計算は以下のとおりです。【半年後にもらえる利息】
・100万円×1.39%×1/2(半年間であるため)=6950円
実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「1411円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。
そのため、個人向け国債・変動10年を金利1.39%で100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「6950円-1411円=5539円」となります。
参照:変動10年「第190回債」財務省
個人向け国債「変動10年」は、金利上昇期の「手堅い」選択肢
年が改まり、「今年こそ、お金を着実に貯めたい」「リスクを抑えつつ増やしたい」と考えている方にとって、日本国が発行する「個人向け国債」は、安心感のある選択肢といえます。個人向け国債には「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3タイプがありますが、中でも一番人気は「変動10年」。その理由は、金利が上昇すれば利息も自動的に増える「変動型」であるためです。加えて、国が元本を保証してくれる安心感もあり、初めて資産運用を考える方にもおすすめできる金融商品です。「変動10年」の主な特徴を以下でご紹介します。
●市場金利が上昇すれば利息は増える
「変動10年」は半年ごとに利率が見直され、市場の長期金利が上がれば、その分受け取る利息も増える仕組みになっています。しかも、最低金利は年0.05%と決まっているため、万が一金利が下がっても、まったく利息がつかないということはありません。
「今は買い時じゃないかも……」と金利の動向を待ちたくなるかもしれませんが、変動10年なら、後から金利が上がっても反映されますので安心です。
●元本保証で、リスクが低い
個人向け国債は、日本政府が元本と利息の支払いを保証しています。株や投資信託だと「値下がりしたらどうしよう」と不安になることがありますが、変動10年ならそうしたリスクは低いといえます。
●中途換金も可能だから、いざというときも安心
「変動10年」と聞くと、「10年間引き出せないの?」と思う方もいるかもしれません。でも安心してください。購入から1年が経過すれば、いつでも1万円単位で換金が可能です(ただし直近2回分の利息相当額は差し引かれます)。「長く貯めたいけど、何かあったときは引き出せるようにしておきたい」という方に向いている商品です。
この機会に、買ってみようと思った方は、以下の取扱金融機関(2026年1月1日現在・881カ所)をチェックしましょう。
・取扱金融機関一覧
個人向け国債の「中途換金」についてもっと詳しく
個人向け国債の解約(中途換金)については、購入から1年間はできませんが、それ以降はいつでも1万円単位で可能です。ただし、中途換金をするときは、「直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685」が差し引かれるため、受け取れる利息が減る点には注意しましょう。なお、1年以内でも特例として中途換金できるケースがあります。
・口座名義人が亡くなった場合
この場合は、相続人の方による中途換金が可能です。申請の際には、相続人たる地位を証明する書類などが必要になります。
・災害救助法が適用される大規模災害で被害を受けた場合
この場合は、災害救助法が適用された市区町村に居住されている口座名義人による中途換金が可能です。申請の際には、罹災証明書、罹災届出証明書といった公的機関が証明する書類などが必要となります。
いずれの場合も、詳しい手続きについては口座を開設されている取扱機関へお尋ねください。
参照:個人向け国債「中途換金について」
まとめ
個人向け国債「変動10年」は、元本保証の安心感と、1年後から1万円単位で引き出せる柔軟さが魅力の、手堅い運用先です。金利が上がれば利息も増えるため、インフレに備えながら長期の資産づくりを始めたい方にぴったり。「今年こそはお金をしっかり貯めたい」という方は、無理のない範囲からスタートしてみましょう。








