1. 冷蔵庫の上と裏
冷蔵庫の上部は調理時の油とホコリが混ざり、ベタついた頑固な汚れがたまりがちです。裏側は排熱ファンがホコリを吸い寄せやすく、放置すると冷却効率が下がって電気代がかさむ原因になります。ハンディモップでホコリを払った後、アルカリ電解水を含ませたシートなどで拭き取るとスッキリしますよ。故障を防ぐためにも、年に一度は点検を兼ねて掃除しましょう。2. 照明器具のカバー
照明カバーは視界に入りにくいため、内側にたまったホコリや虫の死骸を見落としがちです。汚れが蓄積すると、せっかくの明かりが遮られて部屋全体が暗い印象になってしまいます。はたきやハンディモップでホコリを落とし、カバーを外せるタイプなら、アルカリ電解水を含ませたシートで拭き取ってから戻せば、部屋が見違えるほど明るくなり、気分もリフレッシュしますよ。3. 排水管の奥のヌメリ
排水口のゴミ受けはきれいにしていても、その先の排水管内部のヌメリまでは意識が向きにくいものです。蓄積したヘドロ状の汚れは、悪臭や突然の詰まりを引き起こします。市販のパイプクリーナーを規定時間流し込むか、100円ショップなどで入手できる「ワイヤー付きブラシ」を奥まで差し込んで物理的に汚れをかき出すのが効果的。見えない場所の「通りのよさ」を確保しましょう。4. カーテンレールの上
カーテンレールの上は、高い位置にあるため日常の掃除ではまず目が届きません。しかし、実は空気が対流する場所なので驚くほどホコリが積もっています。そのままにしておくと、カーテンの開閉時にホコリが部屋中に舞い散ることに。まずははたきや柄の長いハンディモップで拭き取り、その後に固く絞った雑巾で水拭きをすると、周囲を汚さずきれいにできます。5. 巾木(はばき)
壁と床の境界にある「巾木(はばき)」は、わずか数cmの段差ですが、静電気の影響で細かなホコリが吸い寄せられやすい場所です。特に部屋の隅などはホコリが固着して黒ずんでいることも。掃除機をかけるだけでは落ちにくいため、乾いた軍手でなぞるか、汚れがひどい場合はメラミンスポンジに少量の水を含ませて軽くこすると、新品のような白さが戻ります。6. 家具の下や裏側
ソファや大型の棚の裏は、空気の通り道がなく湿気がこもりやすいため、ホコリとカビが混ざり合った独特の汚れが発生します。普段は動かせない家具も、年に一度は家族で協力して動かしてみましょう。大量のホコリや髪の毛を一度に除去することで、ハウスダスト対策にもつながります。掃除後は壁との間に少し隙間を作ると、今後の通気性がよくなりますよ。7. 洗濯機の排水ホース周り・パン
洗濯機の下にあるパンや排水ホースのジャバラ部分は、衣類から出たホコリや石けんカス、湿気が混ざり合い、カビの温床になりやすい場所です。洗濯機を少しずらすか、隙間掃除用の細長いワイパーを使って汚れをかき出しましょう。排水口のトラップ自体も分解して洗うと、洗濯機の排水エラーを防ぎ、洗面所全体の清潔感がぐっと高まります。8. ベランダや屋外の排水溝・溝
ベランダの溝は、風で運ばれた砂土や落ち葉、洗濯物の糸くずがたまりやすい場所です。これらを放置すると、雨水がせき止められてあふれたり、湿気によるコケや虫の発生源になったりします。まずはホコリが乾いた状態で大きなゴミを掃き出し、その後に少量の水とデッキブラシでこすり洗いをするのが、詰まりを防ぐ鉄則です。9. コンセント・スイッチ周り
スイッチプレートの上や、コンセントの差し込み口付近は、静電気でホコリが付着しやすく、手あか汚れも目立ちます。特にコンセントのホコリは、湿気を吸うと漏電や火災(トラッキング現象)を招く恐れがあり大変危険です。なお、感電防止のため「水拭きは厳禁」です。乾いた布や綿棒、または専用のクリーナーを使って、安全を確認しながら優しく汚れを取り除きましょう。10. 玄関ドアの外側・ポスト
「家の顔」である玄関ドアやポストは、雨風にさらされているため土ぼこりや砂汚れが蓄積しています。外側にあるため家の「中」の掃除としては忘れられがちですが、ここがきれいだと家全体の格がアップ。まずは表面の砂をブラシで払い、水拭きをした後に乾拭きをして仕上げましょう。鍵穴のホコリもエアダスターなどで飛ばすと、鍵の回りがスムーズになります。今回ご紹介したのは、普段の掃除ではついつい後回しにしてしまう場所ばかりですが、こうした細部に宿る汚れを落とすことこそが、家を長持ちさせ、心地よい住まいを作る秘けつです。一度にすべてをこなそうとせず、チェックリストとして活用しながら、無理のないペースで進めてみてくださいね。










