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ひとつの島を丸ごとリゾートにしつらえた、
1島1リゾート。その島にいるのは、スタッフ以外はゲストのみ。真っ白な砂浜も、輝くラグーンも、すべて限られた数組のゲストで占有できるリゾートのスタイルです。ローカルがいないためでしょうか、自分たちの島という共通の意識と安心感が芽生え、それが何気なく優越感をくすぐります。島のサイズは歩いて回れるくらいが理想的で、ゲストの数も少なければ少ないほど、そそられます。
ちょっと特殊ですが、島によっては貸し切りスタイルをとっているところもあります。島という、ひとつの世界を友人や家族で独占!これは究極の贅沢かもしれません。そのようなリゾートで、とある国の王室や世界のセレブリティが、人目を気にすることなく自由にバカンスを楽しんでいるという噂も耳にすることがあります。宝くじが当たったら、やってみたい密かな野望のひとつです。
数組のゲストのみに滞在が許された1島1リゾート。いくつかを紹介しますので、小さな島の優雅な滞在をぜひ味わってみてください。
●モルディブ![]()
1120の島々が26個の環礁を形作る、“インド洋の首飾り”モルディブ。10あまりの環礁にリゾートがおよそ90軒。そのほとんどが1島1リゾートです。島を縁取る白砂ビーチ、こんもりと茂る椰子、そしてハウスリーフ が3点セットで揃っています。ここ数年は、水上コテージとスパの導入が一大ムーブメントとなり、ますます極楽になりました。タヒチではなかなか手が出ない水上コテージも、
パラダイス・アイランドなどはお手軽です。秘密基地のような
ソネバ・ギリ、モダンなテイストに生まれ変わった
ヒルトン、アジアな香りが漂う
バニヤンツリー、水上スパや豪華クルーズを導入した
フォーシーズンズが憧れリゾートでしょう。
■モルディブのツアー情報●フィジー![]()
首島のビチレブ島の西、ママヌザ諸島は1島1リゾートの集合体。いちばんポピュラーなリゾートは
マナ・アイランド。客室タイプがリーズナブルからゴージャスまで選べ、予算に応じた滞在ができます。新しくスイートタイプの客室も加わり、選択肢がさらに増えました。施設もママヌザ諸島でも指折りの充実度です。ほかにも、オーストラリアの若者で賑わう
ビーチコマー、大人のリゾートの
マタマノアや
トコリキ、ラグジュアリーな
ボモなど、島ごとに個性が変わります。ママヌザ諸島から北上したヤサワ諸島には、ハネムーナーの憧れの
ヤサワ・アイランド・リゾートがあります。
■フィジーのツアー情報
●タヒチ![]()
俳優マーロン・ブランドが所有するプライベート環礁、
テティアロアのうちの1島にリゾートがあります。ナチュラルな風情のヴィラは、洗面台にシャコ貝を使うなど小ワザがきらりと光っています。夜には星空の下でディナー、美味しいワインも豊富に揃っています。島の近くには、鳥たちのサンクチュアリもあり、宿泊料の中にそこへ訪れるツアーも含まれています。タヒチ島からの日帰りツアーもあります。また、ツアモツ諸島の
ティケハウにあるパールビーチリゾートも、環礁内のモツ(小島) を丸ごとリゾートに仕立てています。<写真提供:
クロサワトラベルサービス>
■タヒチのツアー情報