Q. 「女性にも加齢臭がある」って本当?
Q. 「40代後半に入ってから、なんとなく自分の体臭が気になります。周りの人には何も言われませんが、女性でも加齢臭はあるのでしょうか? いい対策があれば知りたいです」
A. 女性にも加齢臭はあります。特に更年期以降は少し注意が必要です
加齢臭は男性特有のものと思われがちですが、実は女性にも起こります。年齢とともに体内で増える活性酸素が、皮脂の成分を酸化させ、特有のにおい物質である「ノネナール」を発生させることが原因です。
特に女性は更年期に入ると、女性ホルモンの減少により活性酸素を抑える力が弱まります。そのため、加齢臭が強まる傾向があるのです。さらに、ホットフラッシュによる大量の汗や冷や汗には乳酸が含まれるため、においを強める要因になります。
手軽にできる対策法としては、抗酸化作用のある食品を積極的に取り入れることがおすすめです。ビタミンC・Eやカロチン、ポリフェノールを含む果物や野菜を意識してとるようにしましょう。また、ストレスの減らせるようリラックスしたり、睡眠の質を高めたりする工夫も有効です。
中医学の考え方では、加齢臭は代謝の衰えによる「痰湿(たんしつ)」の蓄積が関係しているとされています。糖質や脂肪の多い食事を控え、適度な運動や水分補給を心がけましょう。漢方的なアプローチに興味がある方は、「クマザサ」などの薬草の活用も、消臭対策として有効です。
さらに詳しく知りたい方は、「加齢臭は女性にもある?原因と効果的な対策法」をあわせてご覧ください。







