こういった場合、どうやって返品や購入者への返金手続きをするのでしょうか? 本記事では、メルカリの返品・全額もしくは一部返金のやり方を解説します。
「メルカリを通さずに返金」は避けるべき
購入者に全額または一部を返金する場合、購入者が指定した銀行口座に直接振り込むなど、メルカリ以外の方法を使うのは危険です。メルカリで起こったトラブルは、基本的に事務局に連絡をして、事務局の指示に従い対応を進めましょう。もしメルカリとは関係のない方法で返金を行うと、その後トラブルが解決しなかった際にメルカリが介入できない場合があります。事務局からの返事が来るまでに多少時間がかかることもありますが、必ず何らかの指示をもらえるので、返信を待ってから対応するようにしてください。
違うものを送ってしまったら?
購入された商品と異なるものを送ってしまった場合、まず取引メッセージでやりとりを行い、通常は以下の流れで手続きを進めます。購入者が出品者に着払いで返品する
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出品者が商品を受け取ったことを連絡し、取引のキャンセルを申請する
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メルカリ事務局が取引キャンセルをし、購入者に返金される
この方法では、出品者には商品が戻り、購入者には全額が返金されます。出品者は着払いの送料分を負担することになりますが、商品は再度出品できるため、大きな損失は避けやすいと言えるでしょう。
購入者に売上金の一部を返金する方法
全額ではなく、一部だけ返金する方法もあります。例えば、9800円で購入された商品に対して、購入者からクレームと「6800円に値下げしてもらえるなら返品はせずにそのまま買いたい」という申し出があったとします。この条件を出品者が受け入れた場合、3000円分を返金することになります。このケースでは取引のキャンセルや返品は行われないため、通常の流れとは異なります。
メルカリには売上金の一部を購入者に返金するシステムがあります。この制度を利用するには、以下3つの条件を満たさなければなりません。
1. 出品者と購入者の双方が、「申請前の確認事項」に同意している
ここでいう「申請前の確認事項」とは、返金をともなう取引については事務局が取引完了の手続きを行う点や、ユーザー同士の評価ができないこと、取引完了後は取引メッセージが使えなくなることなどを指します。
2.取引メッセージ内で返金額が明示されており、出品者と購入者の双方が金額に同意している
返金額は必ず取引メッセージで具体的な金額として書かれていなければなりません。「半額」や「◯%」のような表現ではなく、きちんと金額が示され、出品者と購入者双方がその金額に合意している必要があります。
3.返金額が販売利益を超えていない
販売利益とは、取引完了時に出品者の残高(売上金)に反映される金額です。販売価格からメルカリの販売手数料を差し引いた金額で、メルカリ便などの送料は販売利益に含まれません。 上記3つの条件を全て確認できたら、メルカリ事務局の「お問い合わせ」ページから一部返金の申請をします。
問い合わせ項目は「一部返金処理の申請」を選び、該当する取引を選択します。返金額を明記し、確認事項への同意にチェックを入れて送信すると、事務局に申請が行われます。
取引メッセージでの互いの同意が必須
実は筆者も、過去に出品者の立場で一部返金の申請をした経験があります。そのときは購入者が取引メッセージで「申請前の確認事項」の同意を明記していなかったので、事務局から同意を得るようにと指示がありました。 その後、確認事項をコピーして取引メッセージに送り、購入者から同意の返信をもらったうえで再申請を行いました。メルカリでは、両者の同意が明確になるまで手続きを進めることができません。したがって、あらかじめ取引メッセージの中で「申請前の確認事項への同意」や返金額をしっかり書いておくようにしましょう。購入者から「一部返金をすればそのまま取引を続ける(買い取る)」と言われると、金額によっては出品者もそのままOKしたくなるかもしれません。それ自体はメルカリのルールに反しませんが、外部のサービスなどを使って返金してしまうと、もしトラブルが起きた際に自分が損をしてしまう可能性があります。メルカリの仕組みを使い、きちんと手順を踏んで問題を解決することが大切です。










