若冲の画を今に活かすデザイン
上/伊藤若冲 風呂敷「黒と金の世界」120×117cm ¥5,250(税込)テーブルセンターやソファー掛けなどとしてもお使いいただけます。下/伊藤若冲 ランチョンマット「黒と金の世界」大34×44cm¥840(税込)小26×36cm¥750(税込)どちらも素材は綿100% |
京の台所・錦小路の大きな青物問屋に生まれ、斬新で個性的な画を残し今なお異彩を放つ画家・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう1716~1800)の版画を基に、久谷政樹氏がデザインした「黒と金の世界」(世界ポスター展入選)を西陣の帯屋「渡文」が粋に仕上げた和モダンな手作り布雑貨。
老舗の心意気や遊び心に触れる第一歩として、気軽に実用に活かせるアートなインテリアグッズは、お年賀の返礼などにも好適です。
美しく切り取られた一幅の画
伊藤若冲 絵ハガキ「黒と金の世界」6枚1セット10.5×15cm¥1,155(税込) |
同上の「黒と金の世界」を絶妙な構図で切り取ったポストカード。同じ方へ季節ごとに綴り送り、カードをつなげ一幅の画として二度愉しんでいただくのも一興。
年賀状のお返事が寒中見舞いとなっても、マットな黒に金の図柄が映えるこのカードなら、むしろ粋な遅れと感じていただける趣きです。
ここ数年また注目され美術展や雑誌の特集などでも取り上げられている伊藤若冲ですが、江戸中期・鎖国の時代を生き、一度も海外へ出たことのなかった彼はその死後、世界の美術界に日本人として最も大きな影響を与えました。当時としてはかなり長寿を全うした若冲が、その生涯を通じて描いた膨大な量の作品は、全て彼独特の美意識や造形感覚に基づくもので、特に版画「玄圃瑤華(げんぽようか)」は十九世紀末フランスで始まったアールヌーボー運動に大きな影響を与えました。
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