やっとまた、骨董通りにふさわしいお店が誕生したな~と嬉しい思いで遠巻きに眺めていましたが、お住まいやお仕事が近所という方々には、早くも憩いの場所となっているそうです。
精神の乾きを潤すお茶
左上/美しい室礼の店内 右上/茶菓子(自家製の季節の焼餅など)+お茶のセット ¥1,500(税込)~ 左下/壁に整然と並ぶお茶の缶 右下/ご要望により販売している茶葉各種、ミニ茶缶¥500(税込)もあり。 |
ゆっくりと時間をかけてお茶をいれるという行為は、単に飲み物を飲むという水分補給の意味ではなく、日常生活における精神的な乾きを癒す潤いを与えてくれると語る店主。
ものの本分を知っているからこそ、崩しが出来るというもの。最初からいい加減では、こうはならない。やはり、お茶の心の真髄をわかっているからこそ、形式ではなく、ただ普通に美味しいようにお茶をいれて、お召し上がりいただくだけ。とさり気なく凛とした、その爽やかなおもてなしが出来るのだろうと感じ入りました。
その奥深さに魅せられたという中国茶(常備約80種)から、抹茶、玉露、煎茶などの日本茶も良質の茶葉が取り揃えられています。お好みのお茶をお好きな抹茶茶碗やグラスでいただけるのが「Te Hong」流。美味しいおにぎり(¥200~350)もあります。
使うほどに味わい深まる器たち
左上/使い込むほどに色・艶の出てくる茶壺 右上/風水で財運を呼ぶとされる三脚のかえるくん、茶渋で味のある色合いに 左下/夏に店内に飾られた「風船かずら」 右下/ほっこりするような唐津焼の徳利とぐい呑み(小島直喜作) |
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