社会ニュース

「これは怖い」「危ない」高速道路の工事規制中に事故多発! NEXCOが注意喚起「車線変更はお早めに」

NEXCO東日本関東支社は公式Xで、高速道路の工事規制中に発生している事故について注意を呼び掛けた。走行中の車両が規制区域内に進入し、作業員が死亡する事故も実際に起きている。※画像:NEXCO東日本(関東) 公式X

All About 編集部

 
高速の規制中に衝突事故多発!

高速の規制中に衝突事故多発!※画像:NEXCO 公式Webサイト

高速道路の工事規制中に発生する事故について、NEXCO東日本関東支社の公式X(旧Twitter)は注意喚起した。走行中の車両が規制エリアに入り込み、作業員が死亡する深刻な事例も確認されている。

事故多発。NEXCOが注意を呼び掛け

高速道路での衝突画像

高速道路で発生した衝突事故の様子 ※画像:NEXCO東日本(関東) 公式X

NEXCO東日本は「高速道路で走行中の車両が、規制中の作業現場の作業員に衝突し、作業員が命を落とす事故が発生しています」とコメントし、動画を投稿。映像には、雨天の高速道路で車線規制が行われ、作業員が車を誘導する中、トラックが直進して作業車へ衝突する瞬間が映っている。

高速道路の工事規制箇所で進入事故が増加しているという。NEXCOが発行する交通安全パンフレット「セーフティドライブ~高速道路と上手につきあう方法~」によれば、規制内進入事故は令和2年度の704件から年々増加し、令和6年度には1966件に達している。

同パンフレットでは、工事規制箇所の手前約1kmから規制標識を設置しており、ドライバーに対し工事の存在を早めに認識したり、規制速度を守りながら余裕を持った車線変更を心掛けるよう呼び掛けている。

NEXCO東日本の投稿に対して、SNSユーザーからは「マジ…」「これは怖い」「急に進路変える人が居るから非常に危ない」「これって棒を振るロボットではダメなのですかね?」といったコメントが寄せられた。

時速100kmなら車間距離は何m? 

雨の日なら2倍!車間距離に注意

雨の日なら2倍! 車間距離に注意 ※画像:NEXCO東日本(東北)公式X

ちなみに、NEXCO東日本東北支社の公式Xは高速道路の車間距離に関して「時速100kmでは約100mの車間距離をとる必要があります」「また、路面が雨で濡れている場合、この約2倍程度の車間距離が必要とされています」とコメントしている。

無理な車線変更や車間距離不足は重大事故につながる恐れがある。利用者には規制表示を早めに認識し、十分な距離を保ちながら落ち着いた運転を行うことが求められている。 <参考>
NEXCO東日本(関東)公式X 2025年9月21日
NEXCO東日本(関東)公式X 2025年9月17日
NEXCO「セーフティドライブ~高速道路と上手につきあう方法~
※コメントは原文ママ

>【実際の投稿】トラックが作業車に衝突する様子
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます