お祝い・ギフト/おすすめギフト

一生ものの袱紗(ふくさ)を選ぶ(3ページ目)

ふくさは、帛紗、袱紗、服紗とも書かれますが、お茶の世界では、まず最初に揃える必需品の一つです。一般的には慶弔事に金封を包むふくさが馴染み深いものですね。良いふくさを一つお手元にという御提案。

執筆者:冨田 いずみ

土田友湖の古帛紗


土田友湖の古帛紗4種
上左/友湖作-露芝牡丹金襴古帛紗¥56,700(税込) 上右/友湖作-角龍金襴古帛紗 ¥56,700(税込) 下左/友湖作-唐花唐草金襴古帛紗 ¥56,700(税込) 下右/友湖作-花唐草同入金襴古帛紗 ¥56,700(税込)

土田友湖は、千家十職の袋物師。千家十職とは、千家の家元宗匠の好みや創意工夫で、茶道に必要な諸道具を調製する十人の職方のこと。明治中期より、そう称されるようになりました。

土田家が家元の御用を賜わるようになったのは、約280年前から。西陣織りの仲買人だった初代が、千利休や細川三斎の袋物を作っていた亀岡家に弟子入りし、業を継ぎ、表千家覚々斎(1678~1730)に引き立てられ千家の袋物師となりました。友湖の号は如心斎(1705~1751)から与えられ、初代以降、通称を半四郎、号を友湖と称しています。5代までは仕覆を専業としたそうですが、現在は、帛紗、仕覆の他に、懐紙入、数寄屋袋、茶壷にかける網、口覆(くちおおい)、敷絹、糸組釜敷、訶梨勒(かりろく/邪気を払う魔除けの飾り物)など多岐にわたり、昔は水屋の布巾・雑巾・手拭や茶巾まで手掛けていたといいます。

土田友湖の古帛紗4種
上左/友湖作-立涌草花文紹巴古帛紗¥37,800(税込) 上右/友湖作-鎌倉間道写古帛紗 ¥35,700(税込) 下左/友湖作-小牡丹唐草紹巴古帛紗¥37,800(税込) 下右/友湖作-波瑞雲紹巴写古帛紗¥47,250(税込) 


御紹介したような「ふくさ」は、百貨店・専門店で取り扱っているところもあります。お近くのお店、または記事中のリンク先からどうぞ、お買い求め下さいませ。

<関連リンク>
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ご贈答マナー:ふくさの使い分けと包み方・手渡し方
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