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今から準備!ふるさと納税「ポイント還元」終了前にやっておきたいこと

楽天やふるなびなど、ふるさと納税ポータルサイトでおなじみの「ポイント還元」が2025年9月末で終了する予定です。この記事では、終了前にやっておきたいことを解説します。※サムネイル画像出典:Xeno/PIXTA(ピクスタ)

福一 由紀

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ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与 ガイド

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楽天やふるなびなど、ふるさと納税のポータルサイトでおなじみの「ポイント還元」が、制度改正にともない2025年9月末で終了します。寄付額に応じてポイントがもらえる仕組みは、寄付する(ふるさと納税する)私たちにとって大きな魅力の1つでしたが、あと2カ月半ほどで利用できなくなってしまいます。

この記事では、「ポイント還元」の終了前にやっておきたいことや、今からできる準備について解説します。
ふるさと納税「ポイント還元」終了前にやっておきたいこと(All About編集部作成)

ふるさと納税「ポイント還元」終了前にやっておきたいこと(All About編集部作成)

今のうちにやっておきたいこと1:寄付金額の上限確認

ポイント還元がある間に「駆け込み納税」が増えそうですが、実施する前に確認しておきたいことがあります。まずは、自己負担が2000円になる寄付金額の上限を確認しておきましょう。

ふるさと納税の税額控除は、その年の所得によって決まります。2025年にふるさと納税を行った場合は、2025年1月1日から12月31日までの1年間の所得が対象となります。2025年中に収入が減少する見込みの方は、その見込み収入で確認しておかないと、実質負担は2000円を超える可能性があるので注意しましょう。

自己負担が2000円になる寄付額の上限ですが、シミュレーターを活用すればよいでしょう。例えば、ふるなびが提供している「控除上限額シミュレーション」では、「簡易シミュレーション」のほかに「本格シミュレーション」があり、給与収入以外の収入や家族構成、所得控除などの情報から、より詳しく上限を調べられます。

今のうちにやっておきたいこと2:ポイントの確認

次に、ポイントが付与されるタイミングや有効期限に注意しましょう。寄付を行ってすぐにポイントがもらえるものではありません。寄付を行った翌々月にポイントが付与されるなど、数カ月ずれることも多いので事前に確認しておきましょう。

また、そのポイントにも有効期限が設けられており、特に、キャンペーンなどで付与されたポイントは数カ月と有効期限が短いものがあります。一般的なポイントでも、1年程度の有効期限が設定されていることがあります。ポイントを失効させないように注意しておきましょう。

<関連リンク>
2025年10月にふるさと納税「ポイント付与」禁止。どんなサイトに影響がある?
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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