フードロスを減らせば食費節約になる
日本の1年間の食品ロスの発生量は約472万トンと推計されていて、これは1人当たり毎日おにぎり1個を捨てている計算になります。なお、この472万トンのうち、家庭から出るものは約236万トンです。(消費者庁・農林水産省・環境省 令和4年度推計値より)野菜室の奥でドロドロになった野菜を発見したり、少しだけ食べたけれど残りを使わずに傷ませたり……。買ったけれど手を付けずに捨ててしまったことがある人も多いのではないでしょうか。
「食費の節約になるように」と、買うときは値段を気にして少しでも安いものを買っているのに、結局捨ててしまう……。これがいかに無駄な行動か、簡単に分かりますよね。せっかく買ったのであれば、最後までおいしい状態で食べることが結果的に節約につながるのです。
エチレンガスを吸収してくれる「鮮度保持ストックバッグ」
野菜の成長を促してしまうエチレンガスを吸収する素材が使われている「鮮度保持ストックバッグ」。サイズはいくつかあり、画像のものは大きいサイズです。大きいサイズは5枚入りで税込110円(JANコード:4550480282565)、小さいサイズは10枚入りで税込110円(JANコード:4550480282572)となっています。大きいサイズはキャベツやレタスが丸ごと入り、小さいサイズはピーマンなどを入れるのに便利です。上部にはジッパーが付いており、しっかり閉じられるようになっています。
残りがちな大葉もシャキッと保存できる「大葉保存ケース」
使うのは1枚でいいのに10枚ほどでまとまって売られていることが多い大葉。1枚だけ使って残りを使い切れなかったという経験がある人も多いことでしょう。そこで活躍してくれるのが、「大葉保存ケース」税込110円(JANコード:4582281741835)です。容器の底がV字になっていて、茎の部分を水につけて保存できます。これだけでシャキッとした状態で長持ちさせられる優秀アイテムです。
芯に刺すだけ「野菜フレッシュキーパー」
ダイソーのロングセラー商品と言っていいのが「野菜フレッシュキーパー」、2個で税込110円です。最近は上部がリボンになっているもの(JANコード:4550480235752)やくまのデザインのもの(JANコード:4549131926040)などがありますが、画像の野菜フレッシュキーパーは少し前のものになります。キャベツやレタスなど芯がしっかりしている野菜は、芯の部分に成長点があります。そこを傷つけることで成長が進むのを止められるのです。芯の部分につまようじを刺すことで成長を止める方法は昔からありましたが、折れてしまうことも……。野菜フレッシュキーパーを使った方が、安全かつラクに刺せます。
野菜にあわせて形を変えられる「野菜イキイキスタンド」
ブロッコリーから背の高い葉野菜まで使えるのが「野菜イキイキスタンド」、税込110円(JANコード:4905596507086)です。2つのパーツからできており、背の高い野菜を保存したい場合は縦に組み立てることで高さを出すことが可能です。底に水を入れられるので、鮮度を保てます。ラップ不要! 繰り返し使える「野菜シリコーンキャップ」
野菜を切ったらその面から水分が蒸発して劣化してしまうので、ラップを密着させて保存する人も多いと思います。そのラップの代わりとなるのが「野菜シリコーンキャップ」、2個で税込110円(JANコード:4550480258782)です。大根ときゅうりにちょうどいいサイズで、伸びるシリコーン素材なので野菜に密着してくれます。繰り返し使えるのでエコなアイテムです。今回ご紹介したようなダイソーグッズを活用して、ぜひ野菜をおいしい状態で食べてくださいね。
参考サイト:
・消費者庁「令和4(2022)年度食品ロス量推計値の公表について」
・農林水産省「令和4年度の事業系食品ロス量が削減目標を達成!」
・環境省「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和4年度)の公表について」